昨日、園の西側のフェンス最上部まで登り、身を乗り出した満3歳児がいた。チャレンジ精神は結構だが、落下の危険が大きい。対策としてフェンス上部に手が入らないようなネットを張った。標識に凝っている年長H君は、事情を聞くと早速「落下注意」の標識を作ってくれた。
かえでの森の遊びについて、夏に実践発表をした職員のグループが、森の広場に工作の材料になりそうなものをいろいろ置いてみた。竹の筒と藤づるを使って、早速こんなものができちゃった。
遊具「屋根のぼり」から下りるのがうまくいかなくて泣き出してしまった年長Mちゃんを、男子が作ったヘビを集合させて元気づけようと試みる友だち。1匹目では泣き止まず、2匹目で涙が止まり、3匹目で笑顔が出た。ヘビヘビ作戦大成功!
年長A組に作られていたお城で遊んでいた年中児たちが、調子に乗りすぎてお城の屋根を壊してしまった。その時の担任の様子を、見学に来ていた京都の学生たちが見ていた。壊した子を責めることなく、それでも自分たちがやったことは自覚し、どうすれば良かったかを考えられるように、そして壊された子たちも納得がいって前向きになれるような対応に、とても感心していた。プロの対応からいい学びを得てくれれば幸い。
学生たちは、年長T組の集まりの時間にも注目していた。内容もだが、一人一人が好きな場所、様々な姿勢でいることにはじめは驚いたようだが、ちゃんと話し合いに参加し、集中している姿から、多様性の大切さに気づいたようだ。
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