第44回卒園式。おめかしして登園してきた子どもたちだが、やはり非日常の高揚感、不安、緊張がある。こんなときは、いつもの生活から始めるのがいい。
式が始まる。初めは幼稚園の歌「太陽とあそぼ」。いつになく引き締まった表情だが、自分たちの歌を歌うと少しリラックスする。
会場にはお得意の標識も掲げられた。
修了証書を受け取る一人ひとりには、大きな拍手が送られる。運動会や劇あそびの会と同じだ。
式が終わって退場。ちょっと安堵の表情。
クラスに帰って担任から贈られたのは、文字と絵の組み合わせで作られた、遊び心たくさんのメッセージ。難しそうだが、こういうのが得意な子がちゃんといて、すらすらと解いていた。
さようなら。幸せだったこの期間を心に残して、これからの力にしてほしい(職員撮影)。
園庭で待つ保護者と合流する、列の先頭を務めたS君。「がんばったね!ステキだったよ」
いつもの遊具に登って、さあ、元気に旅立ってね。