かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年10月31日

月末大特集

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保護者が貸してくださった虫眼鏡を首にさげて園庭を巡る「かえでっこくらぶ」の未就園児。「あ!アリさん発見!」。小さくて頼もしい科学の芽。
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年少H組にて。「ここは何ですか?」「車でーす」「運転手はだれ?」「ボク」「どこへ行くの?」「公園!」。前をしっかり見ていざ出発。
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年少のころは恐くて泣いたり、四つん這いですごく時間がかかった森の急斜面だけど、年中の今はもうへっちゃら。2本足でスイスイ登れるよ。
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年長の米作りは「もみすり」に入っている。去年までは各クラスでやっていたが、今年は作業場をこもれびホールの廊下に移してみた。すると「通りすがり」の年中、年少児も面白がってどんどん参加してくれる。すり鉢と野球のボールで籾を少しずつすりつぶす一番手間がかかる作業なので、このお引っ越しは大正解かも。
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年中T組では、掘ったおいもで早速スウィートポテト作り。美味しいもののためなら、どんな労力も厭わない。
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年中H組で開業したドクターは少々手荒い。患者の症状もろくに聞かないでいきなり手術が始まる。
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こういう人を一世代前の人は「おてんば娘」と言ったが、今では頼もしい女子と言う。

posted by Kaede at 18:17 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年10月30日

緊張と安心

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先週のT組に続き、今日は年長A組が陶芸作りに出かけた。庭で陶芸の先生の話を聞いた後アトリエに入っていくが、いつになく静かに歩を進めていた。中には足音をたてないよう、忍者になる子もいた。
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アトリエに1クラスが入ると、結構ギュウギュウ。でも、制作に集中するには、かえってそれがいいみたいだ。多少の緊張もあるから、友だちがすぐそばにいると落ち着くのかもしれない。
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その間、園では年中H組が最後のイモ掘り。道具は使わず素手で掘る。もちろん手は泥だらけになるが、土やイモの感触を直に感じることは、五感を通じて育つ子どもたちにとっては大切だろう。手は洗えば問題ない。(職員撮影)
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マイクロスコープにすっかりハマっている年長H君。枯れたキノコを見ていたら、偶然中にいた小さな幼虫を発見した。根気強い研究は、何らかの発見につながる。
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これが年中T組で育てているハエトリソウの「カム君」。マクロで撮ると恐そうだが、実際はカワイイ(あくまでも、個人の感想です)。
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年10月29日

続き

28,29日は理事長出張のため、金曜日の続きを。
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砂場から大きな声が聞こえる。ポンプから砂場にホースとパイプで水を引き、その先を水が出ないように土で固める。そして水が漏れて出ると、力を合わせて必死で水をせき止める。もちろん大喜びしながら。「協働」「共感」の姿が、水とともにあふれ出る。

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遊具「屋根のぼり」に挑む年少K君。一緒に挑んでいた友だちは登れた。「よーし、僕だって!」と、気合いは十分。

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10月の下旬には、こういう人たちが増えます。


posted by Kaede at 08:14 | りじちょうのきまぐれ保育日誌

続・農作業

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私の出張中も幼稚園はどんどん動いている。年長は干していた稲の脱穀を行った。「千歯こぎ」という古風な道具を使うと、稲の粒がはずれていく感触がダイレクトに手の平に伝わる。収穫の実感である。これにハマった子は何度もやりたくなる。(職員撮影)
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そして、畑でのサツマイモ掘りの続きも行われた。畑は満3歳D組の目の前にある。彼らはイモ作りに参加していないので今回は掘らないが、興味は高まっているので、年中が収穫したイモをツルの下から探し出している。(職員撮影)
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年10月25日

秋の植物

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イモ掘りが続いている。掘るところによってイモの出来不出来にかなりムラがあり、年少S組が掘ったところは残念ながら小さいイモばかり。でもつる引きでは大いに盛り上がった。
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年長T組では、昨日森で収穫してきたキノコの鑑定が進められていた。それにしてもおびただしい種類である。
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年中T組のD君が私に「幼稚園に食虫植物があったらいいと思う」と言ってきた。その話を担任に伝えたら、早速ハエトリグサを2鉢クラスで栽培することになった。まだ小さいが、「パクパクパクちゃん」「カム君」という名前もついた。「カム」は「咬む」のことである。
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年中H組のS君が作った「どんぐりころころ装置」
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長縄跳びに挑む満3歳児D組の子どもたち。順番をベンチに座って待つ姿勢も大きい子と同じ。
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posted by Kaede at 16:57 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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