かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年11月27日

想像力

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写真は上から年少児が作った消防車、次は年中児の消防車、下は年長児の新幹線。完成度は確実に上がっている。逆に、わずかな架装ですっかりその気になれる年少児の想像力も、たくましい。
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その想像力をフルに発揮すれば、大きな段ボール一つでも、限りなく遊べる。
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歯が抜けた。初めて抜けた。Tに背中をパンチされたら急に抜けた。早くママに言いたい!。そうだ!、Tにも「ありがとう」って言っとこう。
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降ったりやんだりの天気で、今日は何度も虹がかかった。「虹!、虹!、虹!」という声が聞こえると、2階にいた子たちが一斉にベランダに出てくる。進んできた園庭の紅葉は見事な脇役である。
posted by Kaede at 17:42 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月26日

クラス巡り

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数日前「サーフィンを作る」という年中T組の要望に応えてベニヤ板を出してやった。すると底に紙筒を取り付け、サーフィンの訓練に役立ちそうな物ができた。練習をすれば少しずつバランスをとれるようになる、優れものの道具だ。大人もぜひ体験してみてください。
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室内外がどんどん充実している年中H組の「ゆうれいホテル」。キッチンセットなども入った。貼ってあるカレンダーも、何となくいわくありげだ。
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よそのクラスを巡り歩くのも、この時期の大きな楽しみ。
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標識が大ブームの年長T組がいろいろ調べていたら、ネットでこんなのを見つけた。どういう標識か分からないので、みんなで考えてみた。「うちゅうじんが おとなとこどもを ゆうかいしますよ」など、愉快な想像がどんどん出てきた。
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昼過ぎ、激しい雨が降り始めた。ちょっと外に出てみたくなる子もいる。もはや肝試しに近い挑戦だ。
posted by Kaede at 16:44 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月25日

友好

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3日間お休みをいただいたあとの幼稚園は、「そうさくらんど」モードが一段と加速していた。年中H組では車作りが盛り上がっていて、消防車とパトカーが併走していた。後ろの子が持っているのは消防車用のハンドル。
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年少T組のまん中にそびえているのはタワーマンションとのこと。最上階には幸せそうな家族が描かれている。
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標識作りが大ブームになっている年長T組。部屋の入口からしてこれ。
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オリジナルの標識も加わってきた。手洗い場の上に掲示されていたのは「出しっぱなし禁止」の標識。子どもたちが作るものは、既成のものであっても、彼らが考えていること、問題だと思っていることの一端が分かって興味深い。
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年長A組から廊下に伸びている線路は、年中H組を目指している。これを作り始めたのは、11月19日の日誌にも書いた「お城の屋根事件」に端を発している。その後の展開は(3日休んでいたので)よく見えていないが、とにかくこれは「友好の鉄路」であるらしい。
posted by Kaede at 21:54 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月19日

現場での学び

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昨日、園の西側のフェンス最上部まで登り、身を乗り出した満3歳児がいた。チャレンジ精神は結構だが、落下の危険が大きい。対策としてフェンス上部に手が入らないようなネットを張った。標識に凝っている年長H君は、事情を聞くと早速「落下注意」の標識を作ってくれた。

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かえでの森の遊びについて、夏に実践発表をした職員のグループが、森の広場に工作の材料になりそうなものをいろいろ置いてみた。竹の筒と藤づるを使って、早速こんなものができちゃった。

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遊具「屋根のぼり」から下りるのがうまくいかなくて泣き出してしまった年長Mちゃんを、男子が作ったヘビを集合させて元気づけようと試みる友だち。1匹目では泣き止まず、2匹目で涙が止まり、3匹目で笑顔が出た。ヘビヘビ作戦大成功!

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年長A組に作られていたお城で遊んでいた年中児たちが、調子に乗りすぎてお城の屋根を壊してしまった。その時の担任の様子を、見学に来ていた京都の学生たちが見ていた。壊した子を責めることなく、それでも自分たちがやったことは自覚し、どうすれば良かったかを考えられるように、そして壊された子たちも納得がいって前向きになれるような対応に、とても感心していた。プロの対応からいい学びを得てくれれば幸い。

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学生たちは、年長T組の集まりの時間にも注目していた。内容もだが、一人一人が好きな場所、様々な姿勢でいることにはじめは驚いたようだが、ちゃんと話し合いに参加し、集中している姿から、多様性の大切さに気づいたようだ。

明日から3日間、この日誌はお休みします。

posted by Kaede at 19:11 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月18日

職人仕事

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みんなで大きなものを作ろうというクラスが増えてきた。年中T組でも朝から「槌音」が響いてくる。これらが何になっていくのか、子どもたちの頭の中には設計図があるはず。
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年長A組の床に伸びているのは、段ボールに黒い絵の具を塗った「道路」。「どうしてテープを貼ってるの?」「触ると絵の具が手につくから」とS君。すき間がないよう気持ちを込めて仕事を進める。
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満3歳児クラスの屋根の上に出た虹。朝日なので低いところだから、抱っこしてもらったらよく見えたよ。
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サッカー場と先生を独り占め。朝早く来て、得しちゃった(必ずではありません!)。
posted by Kaede at 19:10 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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