こもれびホールでは連日各クラスの劇が活発に行われている。保護者の方に劇あそびを見ていただく会も、今年は学年毎に日程を変えての開催となるので、どこに向けて盛り上がればいいか難しい気もするが、子どもたちはどうなのだろう。年少の劇を見る年長児たちは、分かりにくくても熱心に見つめ、終わると拍手を惜しまない。こうしてお互いに盛り上がっていくのだろう。
年中T組の劇は、時におふざけがすぎて壊れそうにもなるが壊れない。このへんの程度は子どもたちも心得ているようだ。しかし基本的に伸びやかならば、本番ではいいところが残って落ち着いてくるのだろう。
年長A組の劇には毎日のように変更が加えられる。それを楽しんでいるフシもあるが、「神様の家に入る前には消毒をしよう」という今日の変更にはズッコケてしまった。しかし子どもたちは大まじめで、作り物の消毒を手にかけてから入っている。
他園では「行事前には、遊ぶ時間が減ってしまう」と嘆く話も聞くが、むしろ行事が盛り上がるにつれて、普段の遊びも活発になるような気が、私はしている。