かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2025年10月16日

新鮮

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香港、ナイジェリアなどから、幼稚園の先生や大学院生など約30人が、外遊びの大切さを学びに来られた。香港の幼稚園にはほとんど園庭がないし、ナイジェリアも外遊びはNGで、室内でお勉強ばかりしているとか。広い園庭で自由に遊ぶ子どもたちの姿は、それだけで驚き。ましてや、全力で綱引き対決をしたり、それを全員が応援している姿には目を奪われたようだ。
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木登りをする姿にもビックリだったようだが、早速自分も登ってみようとするところは、とても前向き。
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午後は全員で園庭の石拾いを行った。運動会に向けての活動も様々である。
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かと言って、子どもたちは運動会のことばかりしているわけではない。年少S組では飲料パックを使ったカラフルな家が、着々と拡大している。
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3人乗りの三輪車の前輪がへたったので交換した。新しい部品の取付が終わると、年長の2人が「俺が一番に乗る!」と取り合いをはじめた。ケンカに発展するかと見ていたら、こんな解決の道を見つけた。すばらしい!
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年10月15日

勝負の厳しさ

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「玉をあっ知恵」という名前になった年長のクラス対抗ゲームは、午後2戦目を行った。前回大敗したT組は道具も大改良したし気合いも十分。部屋の中はもはや工場に近い。さらに新たな道具もできている。
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一方のA組のH君は、障害物の川をどうしてもジャンプして飛び越えたくて、踏みきり台を作ったが、あと少し届かない。でも「こっちの足で跳んだ(踏み切った)方がいい」とか「着地の時は足先を延ばす」など、気づきはどんどん生まれている。ただ、「行きはいいけれど、帰りはどうするんだ?」という気づきは、まだ解決していない。
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そして、いよいよ対戦。川を渡す両クラスの作戦は、似ているようでかなり違う。そこが注目ポイント。
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結果は、T組の2連敗。担任は「今までで数が一番多かったよ」「どんどん増えてるよ」と励ますが、やっぱり落胆は隠せない。がんばれ!
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何にせよ、どの学年のどの種目にも、暖かく大きな声援が集まるのはうれしい。「応援しましょう」なんて、全然言っていないのに。
posted by Kaede at 18:41 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年10月14日

あなどるな

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年長は親子で盆踊りを楽しみつつ、玉入れで競うという種目を予定している。大人用の玉入れのカゴはかなり高い。その準備をしていると、年少の子たちが、子ども用には見向きもせず、大人用のカゴに向けて玉を投げ始めた。「迷ったら危険な道を選べ」岡本太郎。
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そして、その種目のリハーサル。年長全員対職員数名で対戦。もちろん子どもたちの圧勝。でもあなどるなよ。本番はこの十倍もの大人が相手なんだぞ。
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年少の親子種目は、顔を隠した親たちの輪の中から自分の親を探すというもの。今日は職員やきょうだいを探すというやり方で試してみた。
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1歳児親子の「おさんぽくらぶ」の子たちが、園舎の裏でニワトリに餌やり体験。運動会関連の活動でにぎやかな園庭とは対照的。
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すっかり実っている田んぼの稲がつぶやいている。「重いよー。早く刈ってくれよー」「ごめんね。子どもたちもいろいろ忙しくてさ」
posted by Kaede at 18:36 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年10月10日

改良

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未就園児対象の園庭開放が行われたが、年長児が受付を手伝ってくれるのは、本当に戦力になっている。テープで作ったたくさんの名札を見せて「どれがいいですか?」と選んでもらい、名前を書いてあげたりする。
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年少のかけっこを「おもしろそうだな」という目で応援する満3歳児たち。1年上だから、一応「先輩」だぞ。
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4人グループで買物をしてくる年中のゲーム「はじめてのおつかい」では、買った品物を風呂敷に乗せるところがポイント。特にビールのアルミ缶は、丸くて滑りやすい難敵。
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年長のクラス対抗ゲームでは、T組が改良した道具のテストを兼ね、本番と同じ条件を園庭に作ってやってみた。前回の第1戦では、時間内にわずか1個しか入らなかったが、今日は100個を超える大躍進で、子どもたちは勝ったような歓喜に踊った。大幅に作り直したすべり台が効果的だったが、それでも途中で玉が止まった時には、長い棒でつつく係が登場する。
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イチョウの木の高いところに、アケビの実があるのを年少児が見つけた。ただし、大人も届かない高いところ。長い竹竿を使ってがんばってみたが、重すぎて難しい。
posted by Kaede at 21:28 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年10月09日

遊びとしての練習

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運動会に向けての訓練ではない「練習遊び」もどんどん盛り上がっている。どの学年のどの種目も大きな声援が支えている。
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綱引きで「○○組の勝ち!」と告げられると、子どもも、担任も、保育参加のお母さんも、みんな同じ顔になる。
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年少の綱引きはあっという間に決着がつくことが多いので、後ろの方の子まで撮れないことが多い。
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年長は2クラス対抗リレーで一人一人が力走した。オリジナルバトンを作るとき「長ーいバトンにしたら」という実感から出た名案もあったが、さすがに「それはずるいかも」と自分たちで却下したそうだ。

posted by Kaede at 17:43 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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