かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2025年06月04日

準備完了

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新しい遊具「小さい屋根のぼり」も完成間近。そこで使うロープの末端処理を、Youtubeの映像を参考に職員がやっていたら、年長Kちゃんが手伝ってくれた。途中からは動画の停止や再生も自分で操作しながら、複雑な手順をほとんど一人でこなしてくれて、ロープは完成。デビューの準備完了。
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とても暑くなり、未就園児親子の「かえでっこくらぶ」では、一足早く水遊びを楽しんだ。その後で遊んだしゃぼん玉が青い空に飛んでいった。
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花や葉っぱなどの材料には事欠かないので、小さなすり鉢を出して、色水遊びを勧めてみた。
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イロハモミジの種。翼を広げてTake offの準備完了。
posted by Kaede at 21:07 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年06月03日

活発

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雨が降ったりやんだり。こんな日には、傘は雨を防ぐ道具ではなく、雨だれを浴びるための道具になる。
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楽器にもなる。
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そして、楽器は積木になる。自由になると視野が広がり、頭脳が活発になる。
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父母の会総会が別会場で開かれた。会議と同じぐらい重要なのは、保護者のサークル紹介。メンバー勧誘のために力が入る。そして、最後はビデオ参観で、最近の子どもたちの様子を見ていただいた。(職員撮影)
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お手紙書いたんだ。受け取ってね。
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♪のんびりいこう のんびりいこう ゆっくりいけば まだまだつづく
posted by Kaede at 16:28 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年06月02日

執念

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屋根のぼりはかえで幼稚園を代表する遊具。ほとんどの子が年少、年中のころに一度は挑戦する。今日のR君のように、年長になって初めてやってみる子もいる。そして登り切れたときの喜びは時期を問わない。
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グミの実はもうほとんど残っていないのだが、子どもたちはまだまだあきらめていない。茂みの中、枝を伝って登り、わずかに残っている赤い実を目ざとく見つけると、擦り傷ができてるのもいとわず手を伸ばす。このエネルギーはどこから? そしてどこへ?
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田植えが終わった田んぼだが、植えた苗をカラスが引き抜くという被害が、去年に続いて発生。しかも去年より進化(悪質化)しているようだ。取りあえずネットを張ってみる。
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年05月30日

節目

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年長2クラスの子が、代わるがわる田んぼに入り(あるいは入らないで外から)自分たちが育てた苗を3本指でつまんで田んぼに植えた。田んぼの作業はいろいろあるが、何と言っても田植えは大きな節目なので、終わるとホッとする250530gumi.JPG
大人気のグミの実も、もはや子どもが届かないところにしかないし、週末にもなるので、今日は残った実を高枝切りばさみで一気に収穫した。たくさんの実をプチトマトのパックに入れると、まるで商品みたい。飛ぶように売り切れた。
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かえで幼稚園専属大工の私に、何と弟子ができた。しかも若い女子。なかなか腕も良く、段取りが上手なのでいろいろ任せられる。問題は師匠が雑用に追われ、なかなか大工に専念できないこと。
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年1回の卒園生だより「The Navigation」が発行された。園のWebサイトでも閲覧できるが、今回は附録で小学生向けのクイズがついている。しかもテスト調のデザイン。放課後それを持って来た1年生のHちゃん。私の横で解答したが、見事全問正解だったので「100点」と大きく書いてあげた。こんな宿題だったらはかどるのにな。

★9月から始まる満3歳児クラスの募集を今日から始めました。お陰様で初日でほぼ定員に達しましたが、まだちょっとだけ空いています。
posted by Kaede at 17:19 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年05月29日

触覚、味覚、五感

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年中2クラスは、バスで20分山道を走り「おおの自然観察の森」に出かけた。一番のお目当てはモリアオガエルの卵。木の枝にソフトボールみたいな泡状のものが、池の上にたくさん見られる。枝を引き寄せて触らせてもらい感触を確かめた。中には触った指をなめてみる探求派もいたが、「甘い」と「味がしない」の2派に分かれたようだ。
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溝で捕まえたイモリにも触ってみる。この後、自然観察員さんが捕獲したヘビ(ヒバカリ、アオダイショウ)にも触らせてもらった。マムシやスズメバチもいたが、これは触らないで、危険への対応法を教えてもらった。
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お弁当を食べた湖畔で見つけた、オトシブミという甲虫が巻いた葉っぱ。以前は園の森でもときどき見られたが、最近は全く見ない。自然観察員さんによると、最近ヘビが減っているし、野鳥も減っているとのこと。そう言えば人間の子どもも減っている。深刻です。
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私の作業場にて。「何作ってるの?」「何だと思う?」「屋根のぼり!」「当たり!小さい子が使える屋根のぼりを作ってるんだ」「へえ、『子ども用』だって。オレたちが登ったらバキッと壊れるかね」「失礼な!そんなにヤワじゃありません!」「いつできるの?」「ここの下まで板を貼ったら出来上がり」「じゃあ、今日の夜ぐらい?」「うーん。それは無理…」
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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