かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年09月19日

大胆

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Kちゃんは年少だけどコマ名人。一人でひもを巻いて投げるだけでなく、年長児が挑んでいる手の上で回す技などもできそうな勢い。コマのプレゼントは年長になってからだから、ずいぶん待たなくてはならないね。
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保育参加のお母さんと楽しんでいるのは、積み上げた細長い積木から1本抜いては上に積む遊び。崩れたら負け。年長児はしっかり観察して慎重に抜くが、年少児などは「それ抜いて大丈夫?」と言いたくなるようなところを大胆に抜く。当然崩れる。そして喜ぶ。
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出会ったら急停止して「じゃんけんぽん」。「勝ったー!」「負けたー!」「がんばれー!」
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私のカメラのレンズに紙の筒を押し当ててきた年少H君。「やめてくれー」と思ったが、こんな写真が撮れちゃった。
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posted by Kaede at 16:37 | 園長のきまぐれ保育日誌
2023年09月16日

時間が惜しい

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前夜はなかなか寝なかったのに、朝は早く起こるところは年長の合宿と同じ。朝から早速始めたのがコマ回し。今回のキャンプで一番人気があった遊びで、24コある練習用のコマがいつもフル出動していた。
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昨日「ハーモニカ吹くから、練習しておいて」と旧担任にピアノの楽譜を渡したA君は、スティービー・ワンダーの曲で見事なコラボを楽しんだ。前日の自己紹介で「好きなアーティストは…」と言って、横文字の名前を数人すらすらと挙げたのは、伊達ではなかった。いろんな子がいて、本当に楽しい。
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お昼ごはんは定番となった手作りピザ。われわれ男性職員は、猛暑の中、園庭の隅にあるピザ窯に3時間以上張り付く羽目になるが、ドキドキしながら「ピザ職人体験」をする子どもたちを見ると、苦にならない。全員のピザが、本当に美味しそうに焼けて良かった。
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ピザ焼きに関連して有志が参加した薪割りでは、「やったことがある」というKちゃんが、誰よりもいい腕前だったので、男子たちから「アネゴ」と慕われた。
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終了前は恒例のスライドショー。プロジェクターやスクリーンの準備をしていると、何も言わないのに子どもたちが座り始める。なぜか知らないが楽しみにしているようだ。幼いころの姿に「かわいい!」というつぶやきも聞こえた。楽しい2日間をありがとう。

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2023年09月15日

楽しもう

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通常の保育が終わってから、小学6年生を対象とした1泊2日の「卒園生キャンプ」を、幼稚園を会場として行った。この学年の卒園生は60人だが、夕方5時頃から集まり始めた参加者は50人。とても「ノリ」のいい子たちで、初めの自己紹介から「楽しもうぜ!」「イエーイ!」という、テンションの高さにびっくりするやら、安心するやら。
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回りがすっかり暗くなった中、大屋根の下での夕食もまた楽し。小学校が違って6年ぶりに会う子も、すぐに意気投合するところが「普通に」すごいと思う。
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夕食後はデザートとして「肉巻きみたらし」というものを出したが、寄ってくる子どもたちに「ちょっと待って」と言うと、すぐに「待て」と言われた犬のポーズを取っていた。
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例年運動会でやっている年長のクラス対抗ゲームについて、まだ内容を悩んでいる年長の担任が、6年生たちに相談してみた。様々な提案があったが、中でも熱心にいろいろ考えてくれたG君は、就寝のまぎわにも思いついたことを言いに来てくれた。すぐにメモる年長担任。
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ポスト

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夏休み中に急に転勤が決まり、クラスメイトに会えないままに引っ越してしまった子に、年中T組の子たちが手紙や贈り物をレターパックに詰めた。それを出すために近所の郵便局に行った。「ポストってこれかな?」「ちがうちがう。これは消火用のホース入れ」「これかな?」「ちがうちがう。これはゴミを捨てるところ」などと道草を楽しみながらのお散歩。
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「あった、あった。これこそ本当のポスト」「ぼくが入れる」「私も入れたい」…。手紙1通出すのにこんなにもたくさん心と頭と体を動かす。
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先に遊んでいる子がいる遊び場に入るときには一応仁義を切るのが子どもの礼儀。この年中児たちは「工事現場いーれーて」と言って砂場遊びに加わった。数年前までは「ビール工場いーれーて」が定番だったが、呼び名も変わっていく。
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3本のフラフープを同時に回す年長Kちゃんの技には「フランス回し」という名前をつけました。輪っかの色が変わると別の名前になります。

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2023年09月14日

平和的

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1クラス一人ずつの保護者に園で半日を過ごしていただく「保育参加」が始まっている。年少H組の子どもたちは、お母さんの周りをカエルになって飛び回っていた。
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たくさんの箱を複雑にくっつけている年中児。「何作ってるの?」「タコの家」
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年長では「運動会で何したい会議」が開かれていた。まずは綱引き、リレーなど定番の物が出てくる。そして、毎年やっている知恵と技を競うゲームに話が及び、担任が「頭を使うゲームをしたいんだけど」と提案すると、「カブトやクワガタみたいに頭をぶつけてどっちが勝つか決める」…。「うーん…、そうじゃなくて…、頭の中身を使いたいんだけど」と、去年の写真を見せたら、「なるほど、そういうことか」と思えたようだ。
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雨が小降りになったら、散歩が始まる。
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そして、雨が上がったら満3歳M組の子たちが初めての泥んこ遊びをはじめた。園庭の一角に黄緑帽子が固まっているのは、平和的な景色だ。
posted by Kaede at 17:52 | 園長のきまぐれ保育日誌
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