かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年11月11日

収穫

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満3歳児クラスには、誕生日を迎えた子が順次入園してくる。Kちゃんも今日から登園。もう園に慣れた「ちょっとだけ先輩」がまぶしく見えるかもしれないけど、次の子が入るときには、Kちゃんも「ちょっとだけ先輩」になっているよ。
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「明日こそ食べるぞ!」を目標に、今日も年長が集まって米のより分け作業。黙々と集中する子、おしゃべりを楽しみながらの子もいるが、「めんどくさーい」「つかれたー」という声も聞かれる。中には「かえで幼稚園じゃなかったらよかったー」という究極の発言も。まあそんなぼやきも、新米を一口食べたら吹き飛ぶだろう。
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より分け作業の実際を紹介すると、黒い紙の中央にあるのがゴリゴリ脱穀したもの。それを食べられる米(右下)、もう一度脱穀する籾(左下)、もみ殻(右上)の3つに分ける。集中力、忍耐力、指先の神経なども育つだろうが、果てしないように思える道程もいつかゴールにたどり着く、という体験が、何よりも大きな収穫だと思う。
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手で押してもなかなか動かない重いものは、背中で押すと、ほら動くよ。
posted by Kaede at 18:13 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月08日

集中作業

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お米のより分け作業。年長だけでなく、他の学年の子も協力してくれてどんどん進んではいるが、まだまだ残りは多い。そこで今日は年長全員がこもれびホールでいくつかのグループに分かれ、時間を決めて集中作業。額を寄せたり、妖怪の歌を歌ったりしながら進めた。
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年中H組で淡々と進んでいるのは、ガイコツ作り。棺桶もあります。
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金曜日恒例の未就園児を対象とした園開放。片づけ後の本読み会は、少し前までは日陰を探して行っていたが、今日は日だまりを選んで行った。
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鬼の娘も美容院に行きます。
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物陰に潜む、怪しい兵士。
posted by Kaede at 16:36 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月07日

お腹いっぱい

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園の畑で採れたサツマイモや昨日切った野菜などがたっぷり入った豚汁と、森で拾ってきたクリを使った栗ごはんを全園児でいただく「芋煮会」を行った。職員室からお汁の匂い、外に設置したお釜からご飯が炊ける匂いが漂ってくると、ああ、待ちきれない!
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お椀に注いでもらい、自分の場所まで慎重に運んでいく。ああ、さらに待ちきれない。
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満3歳児はクラスで食べたが、年少から年長までは園庭のシートで。不作のため例年よりもクリは少なめだったが、秋空の下で食べると食欲が加速。おかわりの列もどんどん伸びて、ご飯もお汁も全部なくなった。頼もしい食べっぷりだ。
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年少S組の子に「お味はどう?」と尋ねると、一斉に「おいしーい!」と返事が返ってきた。よかったよかった。
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満3歳M組の下駄箱の上に、毎日のように野鳥の糞があるらしい。そこで担任が軒下に落ち葉で作った縄のれんを吊り下げてみた。風情があって、糞もなくなったとのこと。
posted by Kaede at 18:51 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月06日

明るい農村

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年長の米作りもだいぶ進んできて、すり鉢を使っての「籾すり(ゴリゴリ)」が、今日やっと終了。
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次なる作業は、籾すりをしたものからもみ殻を飛ばす作業(パタパタ)。唐箕(とうみ)という道具と同じ原理だが、うちわを使う。いろいろな学年の子が米作りに参加してくれるのが今年の特徴。見てると楽しそうだもんね。
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そして、殻がむけたものと、まだむけてないものにより分ける(ヨリヨリ)。ピンセットを使ったりする。地道で細かい作業だが、終わりが少しずつ見えてくる。ゴールが近づいて来たぞ。
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明日予定されている「芋煮会(豚汁パーティー)」のため、今日は各クラスに割り当てられた野菜切りが行われた。たまには包丁で指を切ってしまうこともある。でも、いやになったりせず、すぐに作業に復帰する。絆創膏は勲章みたいなもの。
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満3歳D組は、かえでの森でさわやかランチタイム。大きい丸テーブルがこのクラス規模にはちょうどいい。
posted by Kaede at 15:52 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年11月05日

秘伝

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職員室に置いてあるマイクロスコープは、相変わらず静かな人気。見たくて持ち込まれたものが、テーブル上にだんだん増えてきた。今日、年長Y君が見たかったのは、ケガをした自分の足。かなり生々しかった。
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軒下で大きい子と小さい子が混じってのどろだんご作り。作り方の秘伝は口ではほとんど伝えない。先輩から盗んでいく。
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ままごとハウスでのティーパーティー(?)。小枝を並べ、パンを焼くフライパンを乗せ、お茶を添える。みんなが実にテキパキと動く。
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「見て!」と作品を持って来た年少の二人。「何を作ったの?」と尋ねても答えはあいまい。要するに同じものができたことがうれしいようだ。
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最近、年長T組の集まりの時間に恒例になっているのが、ダジャレ発表会。自分が考えた新作を発表する。「チーターが落っこちーた−」てな感じ。今日は保育参加で来られたお父さんや私にも順番が回ってきた。
posted by Kaede at 16:59 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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