ほとんどの子がろくに寝ないで迎えた卒園生キャンプ2日目。園バスのドアを開けてもらった女の子たちは、小さくなった園児席や運転席に座ってご満悦。
お昼ご飯作りに使うピザ窯は、早くも9時には火を入れる。着火は昨晩に続きファイヤースターターで。社会人ながら参加してくれたHさんが粘ってくれ、着火成功。
火焚きと同時に行われた、今後のための薪割りで、一番活躍してくれたHさん。
おかげで、全員分のピザがきれいに焼けました。食パンを生地にし、工夫して丸い形にしたピザ。おいしかった!
食後、数人の男の子が「みんなでかくれんぼをしたいので、放送を貸してください」と言ってきた。館内放送で呼びかけ、集まった全員にルール説明や質疑応答をしたあと、園全体を使った大規模な遊びがスタートしたが、T君は隠れ場所に迷った末、打合せをしている職員の輪にさり気なく混じった。これは名案で、たくさんのオニが何も気づかず通過していった。最後に見つかったが、見つけたオニも唖然とした表情。
かくれんぼ大会の終わり。司会のY君は、最後まで見つからなかった子たちに、どこに隠れていたかをインタビューしたり「最後に主催者から一言」と振ったりする名演出。
Kさんの両親は二人ともかえでの卒園生で同級生。階段にある卒園写真のところまで私を引っぱり「パパとママはどれ?」と聞いてきた。昔の面影を蘇らせながら小さい写真を見つめ「これとこれかな」と指さすと、「ふーん、Kはこの子とこの子の子どもなんだ−」と感慨にふけっていた。私もジーンときたが、あとで迎えに来たお母さんに聞いたら、パパは合ってたけどママは違っていた。ごめん!もう一度感慨にふけり直しましょ。
終わりの会では、幼稚園時代の写真を私が編集したスライドショーを見てもらった。それを見つめる子どもたちの目が素敵だった。暑かったし疲れたけど、気持ちのいいキャンプだった。集まってくれてありがとう。





















