かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2025年09月06日

睡眠不足の中で

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ほとんどの子がろくに寝ないで迎えた卒園生キャンプ2日目。園バスのドアを開けてもらった女の子たちは、小さくなった園児席や運転席に座ってご満悦。
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お昼ご飯作りに使うピザ窯は、早くも9時には火を入れる。着火は昨晩に続きファイヤースターターで。社会人ながら参加してくれたHさんが粘ってくれ、着火成功。
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火焚きと同時に行われた、今後のための薪割りで、一番活躍してくれたHさん。
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おかげで、全員分のピザがきれいに焼けました。食パンを生地にし、工夫して丸い形にしたピザ。おいしかった!
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食後、数人の男の子が「みんなでかくれんぼをしたいので、放送を貸してください」と言ってきた。館内放送で呼びかけ、集まった全員にルール説明や質疑応答をしたあと、園全体を使った大規模な遊びがスタートしたが、T君は隠れ場所に迷った末、打合せをしている職員の輪にさり気なく混じった。これは名案で、たくさんのオニが何も気づかず通過していった。最後に見つかったが、見つけたオニも唖然とした表情。
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かくれんぼ大会の終わり。司会のY君は、最後まで見つからなかった子たちに、どこに隠れていたかをインタビューしたり「最後に主催者から一言」と振ったりする名演出。
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Kさんの両親は二人ともかえでの卒園生で同級生。階段にある卒園写真のところまで私を引っぱり「パパとママはどれ?」と聞いてきた。昔の面影を蘇らせながら小さい写真を見つめ「これとこれかな」と指さすと、「ふーん、Kはこの子とこの子の子どもなんだ−」と感慨にふけっていた。私もジーンときたが、あとで迎えに来たお母さんに聞いたら、パパは合ってたけどママは違っていた。ごめん!もう一度感慨にふけり直しましょ。
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終わりの会では、幼稚園時代の写真を私が編集したスライドショーを見てもらった。それを見つめる子どもたちの目が素敵だった。暑かったし疲れたけど、気持ちのいいキャンプだった。集まってくれてありがとう。



posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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