かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年11月11日

収穫

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満3歳児クラスには、誕生日を迎えた子が順次入園してくる。Kちゃんも今日から登園。もう園に慣れた「ちょっとだけ先輩」がまぶしく見えるかもしれないけど、次の子が入るときには、Kちゃんも「ちょっとだけ先輩」になっているよ。
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「明日こそ食べるぞ!」を目標に、今日も年長が集まって米のより分け作業。黙々と集中する子、おしゃべりを楽しみながらの子もいるが、「めんどくさーい」「つかれたー」という声も聞かれる。中には「かえで幼稚園じゃなかったらよかったー」という究極の発言も。まあそんなぼやきも、新米を一口食べたら吹き飛ぶだろう。
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より分け作業の実際を紹介すると、黒い紙の中央にあるのがゴリゴリ脱穀したもの。それを食べられる米(右下)、もう一度脱穀する籾(左下)、もみ殻(右上)の3つに分ける。集中力、忍耐力、指先の神経なども育つだろうが、果てしないように思える道程もいつかゴールにたどり着く、という体験が、何よりも大きな収穫だと思う。
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手で押してもなかなか動かない重いものは、背中で押すと、ほら動くよ。


posted by Kaede at 18:13 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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