かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年06月06日

さながら

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園医さんに来ていただき、定期健診を行った。初めての年少は後ろ姿からも緊張が伝わってくる。ところで、こども家庭庁や文科省から、「HP等に子どもの性的な写真は載せないように」との注意喚起があった。それによると裸の胸部もNGとのこと。そこまで言うか、とも思う。この写真はOK?パンツは写っているけど。
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健診が始まっているのに「行かない」と泣いている年少児。年長女子が事情を聞くと、「お兄ちゃんと一緒なら行く」と言っているのだが、そのお兄ちゃんがコマ回しに夢中でつれないのが原因らしい。
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年少の下足室でケンカが始まったようだ。職員室から見つめる職員たち。「あ、怒ってる怒ってる」「たたくかな?」「○○君、仲裁に入ったんじゃない?」「あ、もう笑ってる」「あの仲直りの仕方って、すごいよね」「うらやましい」「見習わなくちゃ」…。直接は関わらないが、見守るというかかわり。
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みんなで肥料などを撒いた年中の畑作り。担任が耕耘機をかけて一段落。このあと畝作りをしてサツマイモの苗を植える。
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こんな風景を見ると、日本の幼児教育の祖と言われる倉橋惣三が大切にした「さながらの生活」という言葉を連想する。「さながら」とは「ありのままの」「本来の」「子どもらしい」…。そんな意味かな。



posted by Kaede at 23:16 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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