年長の稲作りは、いよいよ現場で行う作業に入った。まずは冬の間眠っている田んぼを起こす「田起こし」。田んぼの回りに集まり、田んぼに向かって「起きろー!」と叫ぶ子もいたが、それだけでは不十分。田んぼにスコップを突っ込んで土をひっくり返す、かなりの重労働が必要だ。そして田んぼにはついに水が入れられた。
園児玄関前の軒下では、昨日集めたサルトリイバラの葉っぱを使った、カタロ餅(この地方の呼び方)作りが行われ、希望者が作業をして、蒸したてをいただいた。全員ではないが、参加者がだんだん増えたので、最後はとても小さく切って配った。
放課後は、今年卒園した1年生に集合を呼びかけた「みんなに会えるデー」を行った。卒園して2ヶ月なのに、パワーアップはめざましく、サッカーコートは明らかに狭く感じた。
そして、旧クラスに入ってたくさん語りあったり、再会を祝して乾杯したり、短い時間をにぎやかに過ごした。欠席はカゼの1名だけという驚異の参加率。原点に戻って、元気の充電はできたかな。
この行事に先立ち、年長T組では、小学生のために、最近の幼稚園の様子を伝えるニュース作りが行われていた。トップニュースは、ウサギが天国に行ったこと。