かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年12月20日

動機

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今月で退園し、オーストラリアに帰る年長T君のおわかれ会は、本人の希望により「ダンスパーティー」を行うことになった。暗くされたこもれびホールには、年長だけでなく、年少、満3歳児などが結集。音楽がかかり、ディスコボールが回り始めると、みんなの体が自然に動き始めた。
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ところが、本人のT君は開催が近づくにつれて緊張が増したらしく、ホールの隅に座って踊ろうとしない。担任が声をかけ、長い竹を使って、ディスコボールを回す役をしてもらったところ、大いに乗ってきて、会場にキラキラを届け続けた。
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オブザーバー参加した年少だが、すっかり魅了されたらしく、お弁当の後も音楽をかけてもらって、ダンスパーディーPartIIを楽しんだ。年長が作ったDJの装置も大活躍。
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満3歳児M組の部屋には、大きな段ボールで作ったトンネルが現れた。「そうさくらんど」での大きい子たちのクラスの展示に、明らかに影響されている。
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年長A組では、シイの実をペンチでむく作業がコツコツと行われていた。「これ、何にするの?」「しらなーい!みんながやってるから」なるほど。遊びの動機なんて何でもいいんだ。そして少し関わった私も、しばらくハマってしまった。


posted by Kaede at 22:06 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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