今月で退園し、オーストラリアに帰る年長T君のおわかれ会は、本人の希望により「ダンスパーティー」を行うことになった。暗くされたこもれびホールには、年長だけでなく、年少、満3歳児などが結集。音楽がかかり、ディスコボールが回り始めると、みんなの体が自然に動き始めた。
ところが、本人のT君は開催が近づくにつれて緊張が増したらしく、ホールの隅に座って踊ろうとしない。担任が声をかけ、長い竹を使って、ディスコボールを回す役をしてもらったところ、大いに乗ってきて、会場にキラキラを届け続けた。
オブザーバー参加した年少だが、すっかり魅了されたらしく、お弁当の後も音楽をかけてもらって、ダンスパーディーPartIIを楽しんだ。年長が作ったDJの装置も大活躍。
満3歳児M組の部屋には、大きな段ボールで作ったトンネルが現れた。「そうさくらんど」での大きい子たちのクラスの展示に、明らかに影響されている。
年長A組では、シイの実をペンチでむく作業がコツコツと行われていた。「これ、何にするの?」「しらなーい!みんながやってるから」なるほど。遊びの動機なんて何でもいいんだ。そして少し関わった私も、しばらくハマってしまった。