年中は砂が入った土嚢を4人組で運ぶ、というクラス対抗ゲームをやってみた。土嚢なので持ちにくいから、協力が大事だということが分かる。
勝ってバンザイをするT組を、複雑な表情で見つめる負けたH組。この時の表情も私は好きです。敗者もまた美しい。
年長のクラス対抗ゲーム「ペッたおし」の2戦目が行われた。両クラスの作戦もだんだん似通ってきたが、あくまでもパチンコにこだわるA組の2人が作ったのは、割り箸の発射台が並び、弾倉も備わった連射装置。試合後「全部撃てた?」「いや、半分ぐらい」「で、どれくらい当たった?」「ウーン、たぶんゼロ個…」。よく出来てるんだけどなあ。A組連敗。
勝ったT組で光っていたのは、筒を回収するK君の装置。ただ、1人だけなので他の子の待ち時間が長い。試合後の反省会で「1人じゃ足りないよ」「じゃあ、オレもやる」「オレも」と9人が立候補。すると「そんなにいたら転がす人が足りなくなる」とFちゃん。そこにアイデアマンY君の「4にんぐらいが『だとう』じゃない?」という意見が出て4人に決まった。幼稚園は民主主義を学ぶところです。指示に従うだけの専制主義に慣れるところではありません。
年長Kちゃんが作った凧「みんなだいすき」号(本体にそう書いてある)。風に向かってテイクオフなるか!?