かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年10月04日

体験=理解

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年長は、2戦目を明日に控えているクラス対抗ゲーム「ペッたおし」に向けて、道具類の制作、試行が続いている。転がった玉を回収するのに、長いストローで吸う作戦を考えたT組のSちゃん。やってみたけど「しんどい。無理」と分かった。「体験したことは理解する」(老子)。
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一方のA組では、筒にひもをつけておいて、転がしたあと引っ張って回収する案が出たが、やってみるとそのひもに筒が引っかかって途中で止まってしまう。名案だが、さて実用化なるか。
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満3歳M組の子たちは、初めての綱引きを副園長を相手にやってみた。12人対1人でまあまあ互角。相手が年長になると4人位がやっとになる。
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輪になった子どもたちの周りを走る年少のかけっこ。自然に応援の拍手が湧くし、自分たちも走りたくなる。民主的な光景。先日も「保育園の運動会があまりにも軍隊式で、つくづくイヤになった」という人の話を聞いた。日本は民主国家ではなかったのか。先生の指示で一斉に動かなくてはならない軍隊式の運動会なんて、憲法違反だ!
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運動会のことばかり書いているが、時間的には一日の中のほんの一部で、ほとんどは各自の興味に従った遊びの時間。黄金色に実った田んぼの隣の砂場では、異年齢の子が混じって水路作りに力を合わせる。


posted by Kaede at 18:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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