運動会に向けて、観客席や走路の目安となるロープを金槌で打ち込む作業を、登園してきた子どもたちと行った。年少Mちゃんも、初めての作業ながら力強く打ち込んでいた。張り終えたら、早速走路を走り回る姿が見られた。
年長T組が綱引きをしようとしたが、相手になるべきA組は部屋で会議中。そこで職員数人と対戦し、その様子を他のクラスも見ていた。案の定、どのクラスの子も「やりたい!やりたい!」と身を乗り出してきたので、様々な組み合わせでの綱引き大会となった。初めての綱引きに初勝利で大喜びの年少T組。
午後は年長A組と職員6人(私を含む)が対戦。拮抗した展開から、少し職員チームが有利になった。その時「今年初めての綱引きなのに、子どもたちに勝っていいのだろうか」という迷いが私の頭に生じ、力が緩んだ。そのとたんに子どもたちが有利となり負けてしまった。本気で口惜しがる職員もいた。あのまま迷いなく勝ちきるべきだった、とちょっと反省。何はともあれ、幼稚園は一気に運動会モードに入った。
かえでの森に散歩に行った満3歳M組。R君は見つけてきたドングリとセミの抜け殻を、大好きな車の上に載せてみた。不安定だったががんばった。
コマ回しで、砂時計と競争する年長T君。コマの方が形勢不利と見るや、砂時計を上から押し始めた。こうすると砂が速く落ちるんだそうだ。気持ちは分かるが、科学的にはあり得んね。