予想外のプール日和となった。年中H組ではスイカ模様の大型ビーチボールが登場。追いかけたり空中に投げたり大いに盛り上がった。
強い日差しの中、ホースで水をミスト状にまくと水の粒がいろいろな色に光る。神様の涙が地上に降って色とりどりのドロップスになった、なんて歌を思い出した。
ところが、年中のプールが終わったころ、「一天にわかに掻き曇り、稲妻走り雷鳴轟き、車軸を流すような雨が地面を叩きつけ」という状態になった。不安の表情になる子はどの学年にもいたが、一番ナーバスな反応をしたのは年中児たち。泣き出したり部屋の隅に固まったりしていた。空に近い2階の部屋だから?
プールが中止になってしまった年長は「スイカを膨らましたのはオレたちなのに(電動ポンプですけど)」と気持ちがおさまらない。そこで、こもれびホールを使ったスイカ転がし大会を行い、腹の虫を収めた。
雨が上がったころ、園舎の裏にヘビが出現。アオダイショウだったから無毒だが、大きいので迫力がある。一番よく見えるこもれびホールの窓には、子どもたちと職員が群がった。