年長のお米作りもいよいよ現場の作業が始まった。手始めは「田起こし」。冬の間眠っていた田んぼの土を、スコップを使ってひっくり返す。根が張ってスコップが刺さらない時に使う「両足同時ジャンプ」という技も、かなりの子が習得した。
作業の前には、まず田んぼの土をじっくり観察。サッカー場の土とも砂場の砂とも違う感触と色を確かめる。臭ってみる子もいた。
田起こしが終わると、水が入れられる。冬眠から覚めた田んぼも「いよいよ始まった」と、やる気になってくれるだろう。
園庭の隅ではナツグミが赤い実をつけているが、残念ながら高いところばかり。枝が絡み合っているしとげもあるが、美味しいものをゲットするためには、そんなことは厭わない。がんばれ。