年長は米作りの次の作業である、苗代作りを行った。「苗はお米の赤ちゃん。代は田んぼのこと」などの話をして、いちごパックを使って苗代を作った。この後の水やりからが子どもたちの仕事。パックの下に水が垂れるのを確かめる。「芽が伸びると…?」と尋ねると「光合成する」と答えた子がいた。「よく知ってるね」と感心すると「ぼくも知っとるよ、高校生」
「クワガタを探すから、この木を切ってもいい?」と年中のK君が聞いてきたのは、古いシイタケのほだ木。「がんばってね」とのこぎりを渡したが、そうそう簡単には切れなかったようだ。
月曜日の午後は、職員の作業に当てられることが多い。これは駐車場の生垣刈り。毎年植物のたくましさを感じながら、山のような葉っぱを処理する。
そして園舎外壁の高圧洗浄。作業をする職員は、まるでお城の上で銃を構える兵士のように見えた。