かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年02月24日

踏破

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他の学年は臨時休園として、年長と職員による卒園遠足を行う。行く先は3年ぶりとなる宮島の山登り。幼稚園から元気よく「エイエイオー!」で出発し、フェリーを除く全行程を徒歩での往復を目指す。
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宮島の山道に入ると、早速「まだー?」「帰りたーい」などの弱音が聞こえてくる。ここは急坂の「地獄坂」。私が命名した根拠は、血がべったりとついた地獄石が次々と現れるから。「またあった」「また地獄石」と見つけながら目的地をめざす。
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最後の「天国階段」を登って、目的地の「一本松広場」に到着。「着いた!」と喜ぶ子もいれば、「もうダメだ!」と倒れ込む子もいた。
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思ったより時間がかかったので、お弁当の後、あまり遊ぶ時間もなく下山。下りは楽ちんだが、ゆとりがあると子どもたちはすぐに左右の斜面を上り下りするなど「無駄な」動きをしたがる。子どもにとっては無駄ではないのだろうけれど。
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ふもとの厳島神社の参道に下りてくると、びっくりするぐらいの人であふれていた。一時全くいなかった外国人の姿も多く、その合間を縫いながら歩く。
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帰りのフェリーを下りたら、また徒歩。最後は「かえでの森」を登って出発から5時間で幼稚園に到着。ヘロヘロになりながらも十分な達成感はあったと思う最後の遠足。


posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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