各クラスでは、様々なもの作りが熱を帯びている。「そうさくらんど」を知らない年少組でも、他のクラスから熱が伝わってくる。「みんなで何かを作る」というところに大きな熱源があるようだ。年少S組では、人形が入るマンションが日に日に増築されている。そして、立ち寄ると自分が作ったものを競うように見せてくれる。
「みんなで作る」という熱が、一人一人が作ることも刺激する。年少A君が作ったのはサイクロン式(?)の掃除機。今日は職員室も掃除してくれた。
年中T組では、みんなで作っているお城に彩色が施されていた。色を塗ることで、さらにオリジナリティーが深まっていく。
預かり保育の時間に保護者のHさんが持って来てくださったのは、自作の「柿むぎ器」。3本の爪楊枝で柿を刺し、反対側のハンドルで柿を回して皮むき機を当てるとクルクルと皮が剥ける。言うほど簡単でもないが、子どもたちはすっかり魅せられ、交代で挑んでいた。むいた柿は早速干し柿として軒下に吊るされた。