年長では脱穀に続く作業として「もみすり」を行っている。すり鉢に入れた一握りのもみを軟式野球のボールで擦ると皮がむける。1年間の米作り作業の中でも、最も根気のいる仕事だが、少しずつ成果が上がるという体験もいいものだ。
絵を描いていたら絵の具が床にこぼれた。「キャー!」だけど、その模様がなかなか美しかった。こぼしたYちゃんが雑巾で拭いたら、また新しい美しさが現れた。
私が講師になり保護者有志が参加する手作り教室が、父母の会主催で行われ、午前、午後の2コマで20数名が参加された。素材は紙の飲料パックだが、無心になって物作りに集中する時間は心地よいものだ。
カラーの積木で、自称「カラフルでおしゃれな家」を作った年中Kちゃん。制作が少し進むと、全体を確認するかのように一瞬ちょっと離れ、また近づいて続きをする。