コナラの落葉が始まると、森はオレンジのじゅうたんを敷き詰めたようになる。フカフカ道は歩くだけで心が暖かくなる。

園庭の田んぼに年中、年長の全員が集まり、収穫後のワラを刻んでまいた。年長にとっては最後の、年中にとっては最初の田んぼ作業。一緒に行うことで自然に引き継ぎになる。年長児に「何か言うことない?」と聞くと「がんばってね」「よろしくお願いします」などの声が上がったが、T君の「がんばったらいいことがあるよ」が、一番説得力があったかも。
遊具「屋根登り」に大きな紙ヒコーキを持って登ったT君。「行くよ−!。気をつけて−!」と大声で警告して放ったが、すぐ足元に落下し、斜面をずるずると平和的に下っていった。
遊ぼうと思ったさざなみ園舎が閉まっていたので大泣きした年少K君。年長のお姉さんたちが変顔やひょうきんポーズをしてくれたので、思わず泣き笑い。自分のクラスに去って行った。