かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年11月02日

腕白遠足

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旧西国街道(山陽道)を歩いて刈り取りの終わった田んぼで遊ぶ「秋の里遠足」が行われた。満3歳児も全体行事としては初めて参加。600mぐらいだけだが、新幹線が見える山辺の道や緑のトンネルの下を、ドングリを拾いながら楽しんで歩いた。ちなみに年少の距離は約1.5km、年中、年長は約2.2km。
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昼間は暑いほどの小春日和だったが、目的地の田んぼではお弁当を食べたあと、虫やカエルを追いかけたり、人間を追いかけたりして、思う存分体を動かした。
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「柿を取りたい人」と呼びかけたら、予想をはるかに上回る子が集まり、脚立の前は長蛇の列になった。自分でもいだ柿を田んぼの石垣に座って丸かじり。これぞ秋の里の醍醐味。「腕白でもいい、たくましく育ってほしい」という古いCMが頭をよぎる。
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田んぼの畔に群生しているノビルは、細いネギのような葉っぱ。「こんなのを見ると、つい三つ編みをしたくなっちゃうのよね」と年長女子。ノビルには迷惑な話だが。
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年長は最後に近くの畑のイモ掘りまでした。さすがにパワフルで、ツルをどんどん引っ張った後、素手でガンガン掘り出し、あっと言う間に5つのカゴが山盛りになった。「腕白でもいい…」を、また思い出した。



posted by Kaede at 17:33 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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