年長2クラスが、雨で延期になった遠足に出かけた。目的地は園から1kmあまりのところにある公園。途中では「まだー?」という声も聞かれたが、「遠くまで歩くのが遠足!」と喝を入れながら歩く。現地での一番人気は表面にスキーのモーグルコースのような凸凹がある幅広のすべり台。初めは普通に滑るが、慣れてくると寝そべったり、転がったり、頭から滑ったり、下から登ったりするのは自然の成り行き。危なくなければ冒険結構。
そのすべり台のもう一つの特徴は、裏から滑る人のシルエットが見えること。まるで水族館の大型水槽のよう。下から見上げる子も「変な魚だ!」「タコだ!」などと楽しめる。
とても暑い日だったが、土山の上のあずまやは、風は通るし見晴らしもいいご機嫌な場所。ベンチに寝転がるとサイコー。
暑さとともに増えるのがムカデ。見つけると職員が火ばさみでつかまえ、飼っているニワトリのところに持って行く。「そこのけ、そこのけ、ムカデ様が通る」