広島大学の修士の授業をリモートでお手伝いするため、午前中はほとんど園長室にこもり、遊んでいる子どもたちを横目で見ながらパソコンに向かった。院生たちの質問は深く本質をついているので、こちらとしてもいい刺激になったが、15分の休憩の時には、すぐにカメラをつかんで園庭を1周した。たき火での焼き芋、サッカー、屋根登り、流しのクレープ屋さん、森を走り回る子などとの出会いも、時間が限られているだけにかえって新鮮に感じられた。
6本ある登り棒のうち1本にはこんな表示が貼ってある。「どうして登っちゃいけないの?」「近くに倉庫があるから危ないんだよ」「どうして危ないところに倉庫を建てたの?」「そ、それは…(汗)」。年長女子の質問の方が、院生よりも強烈だった。