脱穀のゴリゴリはまだまだ続くが、同時進行で、ゴリゴリされたお米を黒い紙に広げ、指先で米ともみがらに一粒一粒より分ける「ヨリヨリ」作業も始まっている。根気強さがいるが、集中することが心地良くなってくる作業でもある。
天高く子ども肥える秋
園内の畑で採れたサツマイモなどで作った豚汁と、みんなで拾い集めたクリを使った栗ごはんという、秋の味を楽しむ「芋煮会」が開かれた。朝から園内には豚汁の香りが流れ、食欲をそそる。栗ごはんを焚いたお釜の蓋が開けられると歓声が上がった。
陽射しが暑い日だったので、園庭の木の下やテントの下、園舎の軒下など、思い思いの場所で食べる。1杯目を平らげ、おかわりに走る年長児。6杯食べたと豪語する勇者もいた。
小学校の先生志望の年長Tちゃんが、年少のクラスの集まり時間に出張して、絵本を読んでくれた。ほぼスラスラ読むだけでなく、ときどき聞く人の方に顔を向けるところなど、すっかり保育者。





















