年長だけの卒園遠足。予定ではかえでの森を歩いてフェリー乗り場まで下り、宮島に渡って弥山の中腹を目指す。お弁当を食べて下山し、フェリーで帰ったら、またかえでの森を歩いて帰る、というコース。しかし、出発時間には雨。中止して園で遊ぶことも考えたが、子どもたちの「宮島に行きたい」という気持ちは強い。
そこで、予定より少し遅くバスで出発。フェリーで神の島の美しい稜線が近づくとワクワクする。島に渡ると雨は上がっていたが、安全のため山ではなく、宮島の町探訪に切り替える。
ちょうど大潮の満潮だったので、まずは厳島神社に直行。観光客は多かったが、海に浮かんだように見える神殿が美しかった。
五重塔(改修工事中)、千畳閣の岡に登ったころ小雨が降り出したので、「宮島交流館」に寄って雨宿り。おもしろいひな人形が飾ってあった。
山沿いの「山辺の古径」は、観光客はほとんどいない上に、町を見下ろしながら、宮島の別の魅力が味わえるステキなルート。しかし、またしても小雨が降りだしたので、半分で切り上げ、桟橋に直行。
桟橋の休憩所でおやつで一休みし、フェリーとバスで園に帰り、ちょっと遅めのお弁当。その後はいつもの遊びの戻ったが、サッカー、ボードゲームなどいつも以上に盛り上がっていたような気もする。
2クラス合同の帰りの会で「おみやげに、もみじまんじゅうがあります!」と告げると、「イエーイ!」と歓声が上がった。大幅な予定変更になったが、いい一日だった。
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