かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2025年02月14日

風貌

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2月生まれの誕生会には、大きな黒ネコの人形が登場。ちょっとすごみのある独特の風貌だが、この人形は、数年前、職員と子どもたちで、絵本をモデルに作ったもの。
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ストーリーも挿入歌も、いわゆる「カワイイ」ところが全くないのだが、それが逆に子どもたちを惹きつけていたようだ。ステージとの対話にも大声で反応していた。
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昨日の「アパラギ」さんが、年中H組の担任の人形と、山登りが趣味であることから富士山も作ってくださった。今日はこれが早速遊び道具になっていて、子どもたちの顔写真がついた一人一人の手作り人形が、山頂に集合していた。
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飼っていたウサギがいなくなってかなりになるが、ウサギ小屋の穴の中を知りたい、と年長児たちが言ってきた。もっともな要求だ。ペンライトを貸してやると、交代でしゃがみ込んで穴を覗いていたが…、「中が2つに分かれている!」「へえ、そうなんだ」「卵があった!ウサギの卵は丸いんよ」「はあ?そうなの?」「ご飯を食べるテーブルといすがあった!」「ふーん…」「ベッドもあった!」「…」。降園時刻になったので、次回はもっと明るい懐中電灯を用意することにし、探検隊は解散。
posted by Kaede at 17:05 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年02月13日

クライマックス

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かんから三線を演奏する保護者の同好会「アパラギ」。昨日に続き、今日は年中2クラスを対象としたコンサートを開いてくださった。連日の公演。しかも違う演目というプロ並みのスケジュール。そして必ず新しい演出や小道具が登場する。すごい。
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保護者のご指導で、年長の有志がシルクスクリーンで布を染める体験をした。紙を切って好きな模様を作り、スクリーンを乗せ、その上に専用の絵の具をのばす。スクリーンを外すと染まった布が現れる。この瞬間がクライマックスであり、シャッターチャンスでもある。
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満3歳D組では、育てていた最後のダイコンの収穫をした。おろし器で擦って、お餅にして美味しくいただいた。ダイコンを1本だけ残しておいて、来年のために種を取る予定だという。農業が本格的になってきた。
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昼間は園庭で放し飼いにしている2羽のニワトリ。手の平に入れたエサをやるのは、つつかれそうでちょっと恐い。でも食べてくれるとうれしい。
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遊具「風の塔」2階部分の壁の外を回るコースに挑むのも、ちょっと勇気がいる。これは「禁じられた遊び」ではありません。

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posted by Kaede at 21:06 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年02月12日

肩の荷

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劇あそびの会が終わり、日常が戻ってきた。もちろんこういう光景は劇の間も見られたのだが、子どもたちの遊びからも、充実感と満足感に加え、「肩の荷が下りた」感が伝わってくる。
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「頭と頭がぶつかったー!」泣き声を聞いて集まった仲間から、善意のティッシュが次々と伸びてくる。
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かんから三線の演奏とパフォーマンスで、園外公演もこなしている保護者の同好会が、今日は満3歳児向けのミニコンサートを開いてくださった。小さな部屋で小さな子が相手なら、それに合ったプログラムを組んで来られる。このサークルの底力は計り知れない。
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0歳、1歳の親子向けの「おさんぽ会」。冷たい雨がときどき降る中だが、何組かのご参加があった。今後は雨でもやりますから、よろしく。
posted by Kaede at 16:36 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年02月08日

楽しくがんばった

劇あそびを保護者に見ていただく会。そして本番を狙ったような雪。2,3年に一度ぐらいの交通混乱があり、会は異例の午後開催になった。子どもたちの集中力などが心配だったが、影響はそれほど感じられなかった。
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1番バッターは年中H組。「おばあさんのご飯を食べて、桃太郎はぐんぐん大きくなりました」。全クラスを通じて、一番分かりやすかったかもしれない。
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次いで年中T組は、全員が妖怪になり、紅白に分かれて運動会を繰り広げる。全クラスを通じて一番長かったが、最後までエネルギッシュだった。
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年少の1番はT組。「小さいヤギが橋を渡ろうとすると、トトロが出てきて…」「えっ!?トトロ?トロルじゃないの?」「今日はトトロの順番なの!」
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次いでH組がステージに。会場を見回して「あんなにお客さんがおるとは思わんかった!」恥ずかしさと、アドレナリンがぐっと上がる。
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3番目はS組。ちょっとややこしい劇だったが…「おーしーまい!どう?おもしろかったでしょ?」と自信満々。
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最後は年長組。登園前のクラスは、すぐに準備にかかれるようにできていて、プロの楽屋みたい。
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年長T組で、キーパーソンとなる意地悪なサルが登場。キャラクターの作り込みが独特。
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最後は年長A組。大道具担当が場面転換のために背景を裏返す。急げ!
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全クラスが終わった。ステージから帰ってきたA組の子たちを、先に終わったT組の子たちがハイタッチで出迎える。どのクラスもがんばったよ。がんばらされたのではなくてね。
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posted by Kaede at 14:29 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年02月07日

本番直前

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やりたいことがたくさんあるのはいいけれど、時間がかかりすぎるのが悩みの年中T組。本番前の今日は、ステージいっぱいにある大道具の移動などで、スピードアップを目指している気持ちが伝わってきた。
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森の動物たちの劇を見る、森の動物たち。
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この冬一番の寒さの中、この冬一番の元気を発揮している子もいる。
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降りしきる雪の中でも、くい打ち作業を手伝ってくれた年長児たち。この集中力を劇にも生かしてね。
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年長T組から観客の皆さんへのメッセージ標識。こういうことですので、明日はよろしく。
posted by Kaede at 17:29 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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