かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2025年01月10日

新年恒例

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気温はぐっと下がったが、新年恒例の「もちつき大会」を行った。年長児は一人10回の餅つき体験もある。周りの子どもたちから、ついている子の名前を連呼する声援が起こり、それも力になった。
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とは言え、大人の力でないとつけないので、基本的には保護者や職員ががんばる。年長A組担任がつき始めると、子どもたちから「○○子!○○子!」の声援が起こった。「実家では1日で20臼ついている」という豪傑級のお父さんの保育参加もあり、大いに助かった。
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つき上がったお餅は満3歳、年少、年中児が丸めてきな粉餅を作り、早速いただく。つきたて、特に寒餅は少しぐらい冷めても美味!
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ニワトリの卵を見つけたK君。生き物好きなので、早速マイクロスコープで観察。「あっ!目があった!」と大興奮していたが、中までは見えないんだよ。
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寒い日には鬼ごっこがいい。「子どもは風の子」が死語になりませんように。
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2025年01月09日

リハーサル

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園庭の隅に1本だけあるハッサクの木。以前は年に数個実っていたが、周りの木が大きくなって、最近は存在を忘れるほど。しかし、今年は高いところに1個だけ実った。取りたいが手が届かない。そこで、年中M君は竹の先にはさみをつけてみたが、当然はさみを動かせない。そこで次には先をノコギリに換えて挑戦。何人かが試し、遂に落とすことに成功!
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その1個をどう分ける? 結局「見つけた人」「道具を考えた人」「収穫に挑戦した人」「運んだ人」など、関係者一同で分けた。「酸っぱいけどおいしい!」だそうだ。
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明日はもちつき大会。そこで、年長児は臼と杵で一人5回撞くリハーサルを行った。初めは「1・2・3…」と応援していた周りの子も、そのうち、でたらめな数字を唱えて惑わす遊びに変わっていった。つく方も負けじと集中する。
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それを見ていた満3歳児もやりたくなって、振り回されながらも重い杵に挑戦。全員が終わったら、餅に見立てた臼の中のタオルをちぎって食べるまねで盛り上がった。
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今日もちらついた雪。
posted by Kaede at 17:34 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2025年01月08日

最後の学期

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3学期のはじまり。朝の園庭にはうっすら雪が積もっていた。子どもたちは大喜びだったが、今日の雪は表面が固く、雪玉が固まりにくい。それでも、遊具「屋根のぼり」の斜面などを慎重にころがし、辛抱強く太らせていた。
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始業式では職員が披露した「二人羽織」で初笑い。お茶を飲んで、積木で遊んで、最後は初詣のために口紅でお化粧。この後どうなったかは、ご想像にお任せします。
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そして、12月に仲間入りした2羽のニワトリの名前が発表された。子どもたちからの意見も参考に「くろくろ」と「チャイチャイ」に決定。よろしく。
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満3歳児クラスの前にある小さな砂場を冬休みの間に拡張したので、中ぐらいの砂場になった。新しい砂も追加され、今までよりのびのびと遊べるはず。

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2025年01月03日

再会できず

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卒園から15年経った第29期生が集まって、卒園の時に園庭に埋めたタイムカプセルを掘り出す会を行った。ところが、私は前夜に熱が上がり、29回目にして初めてこの会を欠席した。「病床」(といってもほとんど治っていたのだが)からSNSを通じてメッセージを送った。(写真は全て職員撮影)
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掘り始めて約1時間。やっと姿を見せたカプセルに歓声が上がった(そうだ)。
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掘り出し後、こもれびホールに戻り、一人一人の手に戻されたカプセルを開封する。職員が撮ってくれた写真を後から見ると「ああ、これ○○君。この子△△ちゃん」と、幼いころの顔とつながりはじめ、「会いたかったなあ」と、本当に残念になった。
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幼稚園時代の写真のスライドショーを見る。この写真を選んだり編集しながらつくづく思うのは、「どの子もいい子だったなあ」ということ。「いい子」とは、トラブルを起こさないとか言うことを聞くということではない。いい遊びをたくさんしていたということ。そしてそれは、大人になったこの子たちの力に必ずなると信じている。
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2025年01月01日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。今年もかえで幼稚園Webサイト、および、この日誌をよろしくお願いいたします。
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全く個人的な内容ですが、築後約100年の自宅母屋のリフォームが11月に終了し、引っ越しに追われています。「新居」は基本的には洋室ですが、和風の築山に面しているし、あちこちに「和」の雰囲気が残っています。今年のお正月は、まだ片付かない荷物に囲まれつつ、ここでぬくぬくと過ごしています。今年は世界が少しでも平和に向かいますように。
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