年中、年長の4クラスが田んぼに集まり、収穫後のワラを撒く作業を行った。年長にとっては本当に最後で、年中にとっては最初の作業。「まんべんなく」というのを理解するのが年中児は少し難しそうだが、年長児は撒き方が薄いところを見つけて上手に補充していた。「一日の長」である。
作業が終わり、これで引き継ぎという話をすると、年長児から「お願いします」という声が出た。リレーのバトンに喩えたためか、年中児から初めに出たのは「勝つぞー!」という言葉だったが、最後は「がんばるぞ、エイエイオー!」で引き継ぎ式を締めくくった。
満3歳児も農業には熱心。今日はニンジンを収穫した。掘ったあと葉っぱをちぎってその切り口を嗅ぐと、しっかりとニンジンの匂いがする。嫌がるかと思いきや、みんなニコニコ顔で「ニンジン、ニンジン!」と喜んでいた。
森で見つけたマンリョウの赤い実を集める年少児たち。半分ぐらい取ったところで「あとは残しとこう」とつぶやいて立ち去った。取り尽くすのは何となく後ろめたいような気がしたのではないか。だとすると、うれしい。
午後の片づけの時、園庭に盛大に落ちている枯葉をみんなで集め、堆肥場まで運んだ。新しい落ち葉はフカフカで思わず寝転びたくなる。気持ち良すぎるので、このまま冬眠しようっと。1年生になったら起きるよ。
posted by Kaede at 18:37
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りじちょうのきまぐれ保育日誌