かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年09月30日

クリエイター

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高さを競う年長のクラス対抗ゲームでは、両クラスで試行錯誤が続く。作ったものを積み上げたら担任に計ってもらう。そして、100センチを超えると、自然に歓声が大きくなる。
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段ボールや木の枝を使ってカブトムシになりきった年中K君。狭いところを通るときは横向きのカニ歩きになる。何しろ服にテープでしっかり止めているから、簡単に人間には戻れないのだ。お弁当も帰りの園バスもこのまま。
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工作好きのお姫様たち。
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お風呂好きのお姫様たち。
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回っているコマの軸の上にPETボトルのキャップをかぶせると、面白い回転をする。子どもは常に新しい遊びのクリエイターだ。
posted by Kaede at 21:46 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年09月27日

子どもって

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コマの5回連続回しに挑戦し、今まで何度か失敗していたS君。今日は保育参加で来られていたお母さんの前で、見事回せた。はじめは喜んでくれる周りの子や保育者を見回し、「本当だよね」という表情になり、その後お母さんに飛びついた。そしてしばらくするとうれし涙があふれた。成長とは、いろいろな涙を知ることでもある。
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年長2クラスが集まり、クラス対抗ゲームに新たなルールを追加する説明会が行われた。最後に担任が保育参加で来られたお母さんに振ったが、「みんなならできるよ」「本番を楽しみにしています」など、うれしいメッセージをいただいた。
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年長A君が見つけたクモをB君が捕まえ、C君の飼育ケースに入れた。すると、A,B,Cそれぞれが所有権を主張し、譲らない。周りの子から「そもそもA君が見つけたのが発端だからA君のものだ」などの意見が出たが、「もう2匹捕まえればいいじゃん」というD君の意見にみんな賛成し、森へ出発。クモは逃げ足が早く苦戦したが、大勢が協力して何とか2匹Get!。万事丸く収まった。
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薪の乾燥棚にヘビがいた。大勢が集まってシマヘビだ、マムシだ、ヤマカガシだなどと騒いでいたが、正体は無毒のアオダイショウ。でも、逃げた後も「あれは『クビマキヘビ』なんよ。首を巻いて丸呑みするんよ」という子もいた。こわい動物がなぜそんなに好きなの?、子どもって。
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遊具「風の塔」に登れたものの、下りるのが恐くて何度も「抱っこして」などとSOSを出したR君。保育者の辛抱強い対応で何とか自力で下りることができた。さんざん手を煩わしても、成功したら「オレの実力さ」というような顔をするんだよね、子どもって。
posted by Kaede at 17:27 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年09月26日

遊びの要素

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「なるべく高いものを作る」という課題に挑む、年長2クラスが競うゲームがスタートしている。両クラスでは工夫したものがいろいろ試作されているが、面白いのは、対戦相手のはずの両クラスが一緒にものを作っていること。工夫する楽しさには、敵も味方もないようだ。
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9月の誕生会が行われた。だしものでは誕生児も参加して、イモ掘りの絵本を元にした劇を、即興で演じた。おいもになった年中、年長児を、年少児が綱を引いて掘り出す場面が一番盛り上がった。
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最近、園庭にあるバスケットゴールで遊ぶ子が少ない。昨年の年長児には好きな子が多く、レベルが高かったのだが、試しに高さを1段下げてみたら、すぐに遊ぶ子が出てきた。やはり、子どもはちょうどいい手ごたえを求めている。
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かけっこをする年少T組。友だちとの「よーい、どん」は初めても子も多いのに、表情からは勝ちたい意欲が満々に見える。「競う」は、遊びの基本的な要素。
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園庭のシイの木に登る年長児たち。「挑む」も、もちろん遊びの大事な要素。

posted by Kaede at 21:45 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年09月25日

ルール伝達

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細い枝を持ってアベマキの幹を叩く年少児。「コノッ、コノッ、コノッ、コノッ…あ、おれた」子どもの力ではびくともしない大木の存在感は大きい。
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でも、大木から枯れた枝が落ちると恐いので、かえでの森のすべり台を覆っているコナラの枯れ枝は、昨日しっかり落としておいた。安心して遊べるために。

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午後、運動会恒例の、年長2クラスが知恵と技を競うゲームのルール説明が行われた。今年は作ったもので高さを競うというもの。2011年に行い、すっかり有名になった「箱んでハイタワー」に似ているが、ルールは微妙に違う。さあ、年長児たちの「食いつき」はどうだろう。
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ドリルが置いてある作業場に名前がつきました。
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そして、例年よりも大幅に遅れ、クリの実がやっと落ち始めました。
posted by Kaede at 17:24 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年09月24日

失敗は成功の母

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年長がクラス対抗の綱引きを行った。いよいよ真打ち登場という感じで、満3歳D組の子どもたちも遠くから手を叩いて応援。秋らしくなった園庭に、今までとは違う熱気が漂ってきた。
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綱引きに負けたT組は、さっそく作戦会議。「上を向いて引っ張ったら力が出るらしい」という子の提案で、早速やってみる。ウーン、力が出たような気もするけど…。顔だけ上を向いても効果が薄いことに、次は気づくだろうか。
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この時期になると登場するアイテムがこれ。「ドングリの穴開け器」。コマなどが作れるが、指先への集中と両手のシンクロが必要。
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子育て支援の部屋にある、小さい子が乗ってぴょんぴょん跳ねるゴムの馬。空気が抜けてきたが、あいにくちょうど合う空気つぎがない。そこで年長Sちゃんはストローでがんばってくれたが…。少しだけふくらんだようです。
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竹馬は難しい。缶馬と組み合わせれば何とかなるかも、と知恵を出してみたが…。
posted by Kaede at 18:27 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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