コマの5回連続回しに挑戦し、今まで何度か失敗していたS君。今日は保育参加で来られていたお母さんの前で、見事回せた。はじめは喜んでくれる周りの子や保育者を見回し、「本当だよね」という表情になり、その後お母さんに飛びついた。そしてしばらくするとうれし涙があふれた。成長とは、いろいろな涙を知ることでもある。
年長2クラスが集まり、クラス対抗ゲームに新たなルールを追加する説明会が行われた。最後に担任が保育参加で来られたお母さんに振ったが、「みんなならできるよ」「本番を楽しみにしています」など、うれしいメッセージをいただいた。
年長A君が見つけたクモをB君が捕まえ、C君の飼育ケースに入れた。すると、A,B,Cそれぞれが所有権を主張し、譲らない。周りの子から「そもそもA君が見つけたのが発端だからA君のものだ」などの意見が出たが、「もう2匹捕まえればいいじゃん」というD君の意見にみんな賛成し、森へ出発。クモは逃げ足が早く苦戦したが、大勢が協力して何とか2匹Get!。万事丸く収まった。
薪の乾燥棚にヘビがいた。大勢が集まってシマヘビだ、マムシだ、ヤマカガシだなどと騒いでいたが、正体は無毒のアオダイショウ。でも、逃げた後も「あれは『クビマキヘビ』なんよ。首を巻いて丸呑みするんよ」という子もいた。こわい動物がなぜそんなに好きなの?、子どもって。
遊具「風の塔」に登れたものの、下りるのが恐くて何度も「抱っこして」などとSOSを出したR君。保育者の辛抱強い対応で何とか自力で下りることができた。さんざん手を煩わしても、成功したら「オレの実力さ」というような顔をするんだよね、子どもって。
posted by Kaede at 17:27
|
りじちょうのきまぐれ保育日誌