かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年06月07日

不気味

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年中T組の子たちがオバケに変身して物陰に隠れ、フリーの職員を呼びに来た。部屋に行くと「ワーッ!」と言っておどかすのかと思ったら、隠れていたところから静々と近づいてきた。視野が狭いからゆっくりしか動けなかったようだが、無口で寄って来られるのは結構不気味。
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2階の年中バルコニー。パラソルが張られ、心地良い風が吹く。これならお弁当も暑くないね。
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明日の親子行事を控え、年長は2クラス合同で、行事にちなんで職員が考えたゲームを楽しんだ。
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「見てー。こんなの作ったよ」「丁寧に作ってあるね。まん中のところに顔があるのが面白いね」などと会話をしたが、写真を撮ってくれなくては満足できないみたい。
posted by Kaede at 22:02 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年06月06日

さながら

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園医さんに来ていただき、定期健診を行った。初めての年少は後ろ姿からも緊張が伝わってくる。ところで、こども家庭庁や文科省から、「HP等に子どもの性的な写真は載せないように」との注意喚起があった。それによると裸の胸部もNGとのこと。そこまで言うか、とも思う。この写真はOK?パンツは写っているけど。
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健診が始まっているのに「行かない」と泣いている年少児。年長女子が事情を聞くと、「お兄ちゃんと一緒なら行く」と言っているのだが、そのお兄ちゃんがコマ回しに夢中でつれないのが原因らしい。
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年少の下足室でケンカが始まったようだ。職員室から見つめる職員たち。「あ、怒ってる怒ってる」「たたくかな?」「○○君、仲裁に入ったんじゃない?」「あ、もう笑ってる」「あの仲直りの仕方って、すごいよね」「うらやましい」「見習わなくちゃ」…。直接は関わらないが、見守るというかかわり。
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みんなで肥料などを撒いた年中の畑作り。担任が耕耘機をかけて一段落。このあと畝作りをしてサツマイモの苗を植える。
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こんな風景を見ると、日本の幼児教育の祖と言われる倉橋惣三が大切にした「さながらの生活」という言葉を連想する。「さながら」とは「ありのままの」「本来の」「子どもらしい」…。そんな意味かな。

posted by Kaede at 23:16 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年06月05日

クイズ

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年長T組の子たちによる「これはだれでしょう」クイズ。「泥だんごがじょうず」「絵を描くのが大好き」など、3つのヒントでクラスの中の誰かを当てる。「あ!それならMちゃん!」
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こもれびホールの箱積木もだいぶ年季が入ってきて、私のところに修理依頼もよく来る。角が荒れているぐらいなら子どもたちにヤスリで削ってもらう。
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ちっちゃいダンゴムシ。よく見つけたね。
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ダジャレ名人の年中H君。職員から「今日のダジャレは?」と聞かれると、即座に「ゴマの数を『ごまかす』」ですと。
posted by Kaede at 21:06 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年06月04日

気合い

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タマネギ、ソラマメ、ジャガイモを収穫した畑は、サツマイモに向けて準備中。年中児が手押し車で運んできたのは、森の近くから掘り出してきた腐葉土。これをしっかりすき込んだら、美味しいおいもが育つかな。
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今週予定していた田植えに向けて、年長児が育ててきた苗を昨週末に田んぼに浸しておいた。ところが月曜日に来ると田んぼの外に引っ張り出されていて枯れていた。ショックだ。カラスの仕業という見方が有力だが、どうしたものか。「もう一度種から育てる!」という意欲的な意見も出たが、もう昨年の種もみはない。農家の残った苗を分けてもらうことで、しかたなく納得。
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園舎裏のターザンロープにぶら下がったが、手が滑って地面に転がった年少Sちゃん。近くで弁当を食べていた私に「大丈夫」と言うと、すぐに再度挑戦。でもスタートまでには明らかに時間がかかっている。失敗をくり返さないよう、慎重に手順を確認しているのだ。こういうのこそ、文字や計算を教えるのとは次元が全く違う「知的な教育」である。
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サッカーで、顔にボールが当たりしゃがみ込んだY君に対して、回りの子は慰めつつ「おこらんで」「おこらんで」と合唱をはじめた。アクシデントに怒っていてはサッカーは成り立たないことをみんな知っている。Y君も間もなく普通の顔で復帰した。
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遊具「屋根のぼり」はまだ新しいので板もよく滑るから、登るのも難しいし、下りるのにも勇気がいる。Y ちゃんはロープを放して滑り降りる体制に移るとき、気合いを入れるように「とりゃー!」とびっくりするような声を出した。

posted by Kaede at 21:48 | りじちょうのきまぐれ保育日誌

卒園生だより“The Navigation”第28号(2024年6月)

年に1回の卒園生だより“The Navigation”第28号を、2024年6月に発行しました。
※下をクリックしたら別画面で開くことができます。
※29〜43期生には郵送もしました。


posted by Kaede at 11:39 | 卒園生へのお知らせ
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