年長2クラスだけの卒園遠足として、宮島の山登りを行う。幼稚園から宮島口桟橋まで歩き、フェリーに乗って宮島の山道に入る。急斜面の「地獄坂」を登る子どもたち。血糊(本当は赤ペンキ)がべっとりとついた地獄石を見つけながら登っていく。
弥山中腹の目的地に到着。「ああ、しんど!」
お弁当を食べ、元気が回復したら、近くの斜面に分け入る「冒険コース」を楽しむ。
下山前、集合写真を撮ることにした。全員が入りたいので「だれか撮ってくれる人がいればいいのに」とつぶやいたら、ちょうど一人の女性が山道を下りてきた。早速撮影を依頼し、快く引き受けてもらった。ここ数年、この山道で出会ったのはこの方一人だけ。こんな奇跡的なタイミングで来られたのは女神様に違いない、と、感謝の拍手で見送った。
山を下り、街中を歩いていて出会ったのは、外国人を乗せた人力車。
帰りのフェリーが離岸。「宮島、バイバーイ!」。いい遠足日和でした。