かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2024年02月06日

失敗から

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こもれびホールのステージで演じる年少T組。客席の満3歳M組の視線が熱い。よく分からない劇でも、子どもたちは本当に辛抱強く見続ける。
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年長A組も初めてステージでやってみたが、本人たちからも「面白くなかった」との感想が出るぐらい今一つ。失敗は成功のもと。ここからが本当のスタートかもしれない。副園長も交えての振り返りの会。
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年長T組の劇に出てくるイルカたちには、それぞれ名前がついている。「おおたにしょうへい」というのがいて「ちいたにしょうへい」というのもいる。
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年長の子たちが楽しんでいる「ハリガリ」というゲームは、果物が描かれたカードを各自が順番に出し、同じ種類の果物が5個になったらテーブルの上のベルを素早く叩いた子がカードをもらえる、というもの。大人がやってもスリル満点だが、力一杯叩かれるベルは変形している。
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posted by Kaede at 17:04 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2024年02月02日

結束

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年長A組の担任が「運動会よりも『そうさくらんど』よりもクラスが結束している」と表現したのは、来るべき鬼の襲来に備えての豆作り。民衆を結束させるために共通の敵を作る手を、為政者が使いたがるのがよく分かる。
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そして、やはりやって来た2匹の鬼。職員を拉致しようとする横暴ぶりだったが、結束して作った一抱えもある大きな豆が威力を発揮し、無事救出。
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一進一退の攻防が続いたが、最後は園児全員の総攻撃で元気な鬼も劣勢に追い込まれ、遂に退散。バンザーイ!
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もちろん、中には避難エリアに籠もりきりの子もいたが、視線はしっかり現実を直視している。臨時避難所となった工事中の遊具「屋根登り」の下から。
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鬼が去れば平和な園生活が戻る。小さな劇ごっこを楽しむ満3歳児M組。
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こもれびホールのステージでは、年長T組の劇にたくさんの観客が集まっていた。年長は何と言っても舞台装置が派手だから、それだけでも見応えがある。
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2024年02月01日

共有、共感

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3歳の誕生日を迎えた子から順次入園してくる満3歳児D組に、今日から2人が加わることになった。初めて登園してきたY君を出迎えにやってきた子たち。たった3ヶ月だけの先輩だが、ずいぶん「お兄ちゃん」に見えるもんだ。
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大道具とともにステージに上がったのは年中H組。実はこの10分ほど前にはクラスで役決めの話し合いが行われていた。要するに、みんなが物語を共有していれば、だれが何をやるかは大した問題ではないようだ。
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年中T組の劇は主役が散髪屋さん。クラスに行くとたくさんの子が私を取り囲み、カットしたりシャンプーしたり櫛を当てたりドライヤーをかけたり。多くもない私の髪に大サービス。
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年長のKちゃんがコマの連続5回回しに成功した。そのとたんに達成感でへたり込んだのは、本人ではなくそれを終始熱烈応援していたYちゃん。お疲れ様。
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そして、空いた時間には新聞紙で豆作り。明日に備えて。
posted by Kaede at 21:40 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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