かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年11月08日

うまい!

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明日は全園児で楽しむ「芋煮会」。そして今日は前日の料理の日。各クラスでは分担された野菜などを切る作業が行われた。配られたコンニャクをちぎる年少H組の子どもたち。明日が待ちきれない表情。
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年長2クラスは、昨日作り終えたお米を炊いて食べる収獲祭を行った。園庭で輪になり、全員で白米を食べた後、希望者には玄米のおかわりが配られた。「おいしい!」「いいにおい!」「玄米もうまい!」などの声があちこちから聞こえてきた。お疲れ様でした。
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蚊が少なくなってきたかえでの森に、今日は年長T組が出かけた。落ち葉の小径でお弁当を食べ、いつものがけ登り、坂道下りなどを楽しんだ。棒で竹を叩いての、自称「合奏」で遊ぶ子どもたちもいた。
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年少S組に作られていたのは、なぜかトイレ。座り心地も良さそう。その気になったら本当のトイレに行ってね。
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年中H組の「ころがしドッジ」。初めてやったのでルールの理解は100%ではない。逃げ回る子と、わざと当たりたい子が混在するのも、初めてならではの光景。
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強打者Y君は、今日も園舎の屋上に上がる特大ホームランを打ったが、本人によると「これで100号」とのこと。ちゃんと数えていたんだ。こういう場合の子どもの自己申告は、結構正確である。
posted by Kaede at 16:42 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年11月07日

バンザイ

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年長の籾すり作業が、予想以上のペースで午前中に終了した。そこで予定を前倒しし、2クラスが集まって最後の精米作業を行った。ここだけは家庭用の精米機を使うが、ぐるぐる回る精米機をのぞき込んだり、ぬかが取れて白くなった米と玄米との違いを見たり、取れたぬかをなめてみたりした。
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これで、長かった米作りも全作業を終えたので、K君が音頭を取り、全員で万歳三唱。どこの世界にも、盛り上げてくれるお祭り男っているものだ。
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「農業科2年」の年中組は園庭の畑でタマネギの苗植え。順調に育てば3年生(年長)になってから収穫し、合宿保育などで使う予定である。苗の間には、保温や雑草対策に役立つもみ殻を撒いた。
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ピンチ到来? 内野手がマウンドに集まって作戦会議。保育参加のお母さんも真剣につき合ってくださる。
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秋の落ち葉はどれもきれいだが、集めたくなる人気ナンバーワンは、やはりイチョウみたいです。帽子の色と似合っているね。
posted by Kaede at 17:36 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年11月06日

秋たけなわ

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年長の米作りの中でも、籾すりは一番根気が必要。一人一人でもぼちぼちやってはいるが、なかなか進んだ気がしない。そこでA組では、降園前の時間に全員で一気に進めてみた。すると、集中力が高まったのか、テーブル毎に分けられたお米の選別が終わると「おかわり!」という声があちこちからかかった。この調子なら明日には終えられそうだ。
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まだ暖かい日が続くが、「もう待ちきれない!」と思うのか、園庭のイロハモミジが色づき始めた。イチョウ、モミジバフウの葉っぱも落ち始めたので、朝の道路掃除が一仕事になる季節だ。
posted by Kaede at 17:34 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年11月02日

アウトドア派

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昨日入園式を行った満3歳D組の子たちが初登園。未就園親子対象の「かえでっこくらぶ」を経験した子が多く、保育室も同じところなので安心感があるのか、泣き声は全く聞かれなかった。
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全員が登園したころD組の保育室に行くと、何と部屋はがらんどう。この子たち、相当のアウトドア派とみえる。
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そして、その「かえでっこくらぶ」は今日から夏に改装した応接室に移転。今日は保護者でカメラマンのOさんによる親子写真講座。新しいウッドデッキつきの入口から、物珍しそうに中をのぞき込む子どもたち。そのガラス越しの子どもたちも講座のモデルになった。
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芸術の秋でもあるぞー。ダイナミックでリズム感のある、すてきな絵です。
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「♫大きなシイの木の下で、あなたと私、なかよくどんぐりパーティー…」美味しいものには、人が集まります。
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posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年11月01日

社会実験

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満3歳の2クラス目となるD組が、10人の新入園児とともにスタートした。簡単な入園式では、9月スタートのM組と同様、パネルシアターの続きで一人一人に帽子が配られた。拍手に包まれる暖かい雰囲気の中で、新しい9クラス目が誕生した。
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式が終わると、園庭で遊んでいた在園児が集まってきて大きな拍手で新入園児の親子を送り出した。何はともあれ新しい仲間が増えるのはうれしいことだ。
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年長で行われているのは脱穀が終わった米の籾すり作業。すり鉢に一握りの米を入れ、軟式野球のボールでゴリゴリすると,外の皮がむける。そこから米粒を取り出す。気の遠くなる作業だが、クセになるとやめられない面もある。
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K君が左手に持っているのは稲、そして右側は稲刈り用の鎌。体験したことを再現しながら自分のものとして消化していくのが子どもの「流儀」だ、ということがよく分かる光景。
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年長児の土間は、脱ぎ散らされた靴がバラバラになっていることが多い。数人の子たちが、何を思ったか,その靴たちをきちんと揃えた。そうすると,後で帰ってくる子たちがどういう行動をするだろうか、という疑問が湧いた。そこで物陰から観察していると、あとから帰ってきた子たちは,例外なく脱いだ靴をきちんと揃えて上がるのだった。見事な社会実験だった。
posted by Kaede at 21:47 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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