かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年10月23日

緊張感

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ボールカウントの表示器に続き、野球部のバックネットにはスコアボードも登場した。「お、カープ、逆転したね」
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園庭に面する窓を掃き出しサッシに改装した応接室の外に、靴脱ぎのためのウッドデッキを作った。満3歳クラスのデッキと同じ材料を使ったのだが、木材の値段は当時の約2倍。失敗できない、緊張感のある大工仕事だった。
posted by Kaede at 22:41 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年10月20日

秋の感覚

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小雨ぐらいではやめようとしない熱心な子が多い野球部だが、今日は手製のボールカウント表示器が登場。ゴムでつながっていて裏返すことが出来る。「ツーアウト、ワンボール、ノーストライクからバットを出したがファウル」。面白さ倍増だが、カウントを理解している子が常駐する必要がある。
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未就園児親子を対象とした園庭開放では、前回に続きミニ運動会を行った。年長児が支える輪をくぐって親と出会ってほしいのだが、前で立ち止まったり、迂回をする子も多い。
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オーストラリアから短期入園しているT君がいる年長T組では、『はらぺこあおむし』の英語版を副園長が読んでみた。よく知っている話だからでもあろうが、時折変なところで笑いが出るものの、ほとんど日本語と同じように集中して聞いていた。
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例年よりも遅めに園庭のキンモクセイが咲き始めた。真っ先に嗅覚が反応した年長女子たち。
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そして、美味しいドングリがなるシイの実も落ち始めた。真っ先に味覚で反応した年中男子。

posted by Kaede at 17:50 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年10月19日

節目


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田植えから約5ヶ月。園庭の田んぼで年長2クラスが稲刈りを行った。「田んぼの仕事はいっぱいあるけれど、田植えと稲刈りは特に大切な節目」みたいな話をした後、鎌を持ってザクザクと刈っていった。今年から左手用の鎌も登場。
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刈った稲は束ねて「はぜ」に干す。乾燥したら、次は脱穀、籾すりという地味な仕事が待っている。そして最後の節目「食べる」に続く。
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刈ったあとの切り株を踏む感触は独特。A組担任は、子どものころこれが大好きだったと言って、子どもたちに勧めていた。
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運動会の年長クラス対抗ゲームでは、パチンコ作戦をとったA組が、弾にするためにPETボトルのキャップを大量に使った。工作用の園の在庫も全てなくなったが、今日、それを整理したらしく、大量に戻ってきた。渇望していた他のクラスの子たちも喜ぶだろう。
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「トントントン、何の音?」「おばけの音!」「キャー!にげろー!」。くり返すほど盛り上がる満3歳児。

posted by Kaede at 16:57 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年10月18日

作品作り

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運動会が終わったので、1クラス1人ずつ保護者に園で過ごしていただく、保育参加が再開された。気候もいいので、長時間屋外にいても苦にならない。
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運動会が例年よりも1週間遅かったので、あとの日程が詰まっている。年長A組は陶芸の作品作りに出かけた。バスで45分ぐらい走ったところは、深い自然に囲まれた陶芸家Y氏のアトリエ。そこでのもの作りは格別な趣だ。
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Y氏の話を聞いた後は、屋外のテントの下などで早速作品作り。一通りできあがると、Y氏や娘さんのAさんに見ていただき、手直しや「一筆」の追加をしていただいて完成。
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その後は野趣豊かな庭や、隣の空き地にある遊び場でダイナミックに過ごさせていただいた。伐採したクスノキの大木が積み上げられていた一角は、格好の冒険コース。
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園庭の田んぼの稲が、イチョウと同じ色になってきました。明日は稲刈りができるかな?
posted by Kaede at 21:08 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年10月17日

戻ってくる日常

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満3歳M組の子たちが園庭でかけっこで遊んでいる。走ることや競うことを楽しんでいるというよりも、どうやら「よーいどん」の緊張感、高揚感を楽しんでいるように見える。
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そのM組の保育室は離れた新館にあるが、今日は「本館」にやってきて、職員室などを巡るオリエンテーション。「もしケガをしたら、ここに来てもいいからね」
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運動会だからといってそんなに忙しかったわけでもないが、考えてみれば2階の年中バルコニーから宮島を眺めるのも久しぶり。大鳥居の回りで、満潮の海がキラキラと輝いていた。
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年長のロッカーの前にあったのは「憧れの」ランドセル。防犯ブザーとかがついているのかな?
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「朋有り、座り込んでの談笑。亦愉しからずや」年少S組の前で。
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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