かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年07月11日

賢い判断

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長い雨が上がり、久しぶりに晴れた一日。太陽が出たとたん、クマゼミが鳴き出した。昨夕はヒグラシも鳴いていた。長い雨の間、彼らはどこで待機していたのだろう。そして、セミの抜け殻捜索隊も始動。
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プールも久々の再開。今日は最近購入した水中カメラを試してみた。安さを基準に選んだ小さいカメラだが、意外に写りが良かった。年中R君のもぐった姿もバッチリ。
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未就園児の親子登園「かえでっこくらぶ」も、小さなプールとしゃぼん玉を楽しんでいた。子どもの歓声とともにふわふわと飛んでいくしゃぼん玉。何という平和な風景だろう。幼稚園は平和を作り出す産業なのだ。
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年長のS君がビー玉を遠くまで転がす装置を作っていた。隣で別の装置を作っていたK君が、S君が通路の壁に使っていた積木が2つほしいと言ってきた。壁が欠けるのは困るからS君は断ったが、K君もくり返し要求する。そこでS君は考えた。減った分、積木の間に少しずつすき間を空けても大丈夫ではないか。テストの結果はOKだったので、S君は納得して2個をK君に譲った。
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こぼれた種から芽を出したアサガオが、長雨の間にこんなことに。これからどこにいざなえばいいだろう。

posted by Kaede at 22:10 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年07月10日

緊張感

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こもれびホールにあるカプラという積木を高く高く積み上げるために、立つ台もどんどん高くなり、台に上るための積木の階段もどんどん高くなり、遂に年長児の身長を超すほどになった。I君は台に上って2枚ぐらい積むと、一旦下りてホーッと息をつき、タオルで汗を拭ってまた上がっていく。恐怖感に打ち勝ちながら丁寧に積む緊張感はハンパではないようだ。
posted by Kaede at 18:29 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年07月07日

天の神様

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七夕の行事として、子どもたちの願い事を吊した笹とJR宮島口駅に飾らせてもらった笹を小切って、一人一人火の中に入れ、天に昇る煙に願いを託した。最後の年長A組が燃やし終わったとたん、雨が降り始めた。天の神様、待ってくれてありがとう。そして、できたら願い事もよろしく。
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こちらが駅から持ち帰った笹。外国語の短冊の数も「コロナ以前」に戻りつつあるようだ。
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そして、燃やし終わったクラスからかき氷を頂くのが「かえで流」。この4人は最後の一滴まで名残惜しそうに楽しんでいた。もし人類が滅びそうになっても、こういう人たちは最後まで生き残ってくれるだろう。
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年長K君は、短冊に「コマ名人になれますように」と書いた。それを燃やした午後、掌で回す技ができるようになった。天の神様の霊験あらたか!

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昨日に続いて開かれた年少H組のコンサートには、さらにたくさんのお客さんが集まった。歌の後はステージを下りてファンと握手。「会いに行けるアイドル」よりもすごい「会いに来てくれるアイドル」

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年少S組。この夏のトレンドカラーは水色らしい。


posted by Kaede at 17:23 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年07月06日

ずるいー

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大雨の後は猛暑。年長のプールでは今シーズン初めてすべり台が取り付けられ、行列ができるほど大人気になった。
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それを見たのが、すでにプールを終えた年少児。「えーっ!年長だけずるーい!」「ぼくたちもやりたかったのにー」とご立腹。「そうだよね。次回検討します」とは言ったが、すべり台はある程度水深がないとできないので、どうかな?
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その年長は、プールが終わった後の水をイモ畑までバケツリレー。今回は2クラスで行ったので、バケツだけでなく、ゴミ箱、紙コップ、ヤカンなどさまざまなものを総動員。まあ、大雨の後ですから水はいらないんですが。
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札幌市から園長先生方7人が見学に来られた。ちょうど居合わせたのが5回目のコマ回しに挑むY君。大勢注目+こどもしんぶんの記者からも撮影されるプレッシャーの中、淡々と投げたが……残念。でもこの後ちゃんとゲットしました。顔をぼかした大人って、なんだか恐いですね。
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年少H組の子たちが、こもれびホールで歌を歌うから聞きに来てくれ、という。整列しての一曲目は私だけだったが、2曲目以降だんだんと聴衆がふえて、アンコールまで飛び出す、本格的コンサートとなった。

posted by Kaede at 17:38 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年07月05日

梅雨

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一日雨。年少T組では粘土遊びが盛んに行われていた。もちろんイメージをしてから作ることもあるが、こねたり丸めたりしているうちに何かに見えた、という発見を楽しむことも多いのが年少児。丸めた粘土に竹の粘土ベラを突き刺すと、パッタンパッタン動くところが、遠足で行った公園のシーソーみたい。
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コマ回しに挑む年少のMちゃん。ひもの巻き方はよく分かっていないのだが、手つきと真剣な眼差しは年長と同じ。
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どろだんごにチョークで彩色するのが流行っている。直接塗るのではなく、床でチョークを粉にしておいて、その上を転がすのが、子どもたちがたどり着いた手法A。手法Bは、その粉を掌につけて、その手でだんごをこねる。
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♫庭のシャベルが一日濡れて……♪
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♫笹の葉さらさら軒端に揺れる……♪

posted by Kaede at 17:42 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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