かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。（広島県廿日市市：宮島を見下ろす高台の幼稚園）

広島県私立幼稚園連盟とかえで幼稚園が主催して行う「小規模研修会」も今年で3年目。今回は「小学校とのつながり」というテーマにしたところ、今まで以上の人気で、予定した人数を10人以上上回る44名の方のご参加があった。

多くの時間を参加者同士のディスカッションに当てたが、小学校の先生が5人も参加してくださったし、他の幼稚園の先生が18名、保護者の方などが3名というふうに、多彩な顔ぶれで話ができたことが大変ありがたかった。話題は多岐に渡ったので、まとめを述べるのは難しいが、ディスカッションの内容をチャットで送ってもらい参加者同士が共有できたので、あとは各自で生かしてください。

研修の後は、リニューアル工事に向けて最後の大引っ越し。職員室はこの通り何もない空間になった。

そして、2時間前まで研修をやっていたこもれびホールが、臨時職員室に早替わり。今しか見られない光景です。

保護者有志にご協力いただいてプールの解体作業を行った。この暑さだからまだまだ活躍してもらいたいプールだが、夏休み中の紫外線が大きなダメージになるので、この時期の解体となる。まずはお父さんたちを中心とした「バラバラ隊」がネジを外していく。

取りはずしたシートは子どもたちを含めた「ゴシゴシ隊」によってきれいに洗い流される。

きれいになったシートは巨大物干し場に変身した、遊具「屋根登り」などに掛けられる。飲み物とお菓子で休憩している間に、カンカン照りのお天道様と風がどんどん乾かしてくれる。乾いたシート類を畳んで本日の作業は1時間半で終了。記録的な暑さの中、たくさんのご協力本当にありがとうございました。

夏休みのプール開放1日目は好天に恵まれた。地域毎に時間を決めて行うが、小さい子を含めて楽しんでいただけた。小さいプールでは、魚釣り遊びに興じる姿など、保育中のプールとは違う、異年齢が交わる光景が見られた。

夏休み中に行われる職員室と応接室のリニューアル工事に備え、大引っ越し作業が進んでいる。職員室中のほとんどの物を一旦外に出さなくてはならないが、当園を会場にした研修会も予定されているので、計画的な物の移動が求められる。

紙芝居もお引っ越し。

朝からクマゼミがやかましく鳴いている。やかましいはずだ。一度に10匹も写せるほどの密度だから。

子どもたちが放っておくはずもないが、セミだって簡単に捕まるはずもない。

そして今日は1学期の終業式。式の中では職員の寸劇も行われた。「Youtubeばかり見てないで、少しはお手伝いもしようね」という願いを盛り込んだつもりだが…。

劇中のライブに子どもたちも大興奮。スタンディングオベーションと鳴り止まぬアンコールの拍手。Youtubeのメッセージは頭に残っただろうか。何はともあれ、明日から夏休みに入る。

年長T組の「こどもしんぶん」第３号の編集風景。写真の一覧と、あいうえお表は必須のアイテム。今回は何と「まちがいさがし」のクイズつき。

年少、年中は最後のプール遊び。プールの縁では縦に取り付けられたスプリンクラーが回っていて、人気を集めていた。創造的な子どもを望むなら、保育者もいろい工夫しなくちゃね。そして、今日も最後のクラスが終わったとたん、強い雨が降ってきた。みんな運が強いね。

年長A組では、手作りギョウザパーティー。焼け上がるといい匂いがしてくるので、ああ、がまんできない！「先に食べちゃおうかな−」「ちょっとつまんでみようかなー」とか、おふざけを言いながら、腹の虫を抑える。

年長がプールをやらなかったのは、２クラス合同での大事な「合宿会議」があるから。テーマは「夜のお楽しみは何をしたいか」。映画派と肝試し派に意見が分かれたが、結局肝試しは夜しかできないから夜に、映画はお昼でも締めればできるから２日目にやる、ということで折り合った。

雨でできた水たまりで。年少K君は何を見つけたの？