かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年06月09日

あるある

230609tokage.JPG
ニジイロトカゲ(若いニホントカゲ)を見つけた年中児たち。「あっ!木の穴に逃げた」「長い棒でつついてみよう」「全然出てこないよ」「ねえ、園長先生、この木切って−」…「そ、それは…」。得られるものに対して失うものが多すぎるので、丁重にお断りした。
230609kaya.JPG
チガヤの綿毛飛ばし。いくらでも材料がある遊び。
230609koma.JPG
コマ道場を取り囲む台に乗ってコマを回す年長女子たち。その姿から想像したのは、仏の世界を東西南北で守る四天王像。
230609mizu.JPG
「気持ちよかったね」。水遊びの季節がやってきた。もっとも1年中やってる子も多いですけど。
230609jiko.JPG
金曜日の午後の片づけは大そうじ。今日は部屋の雑巾がけ。やっているうちに面白くなり、次第にスピードが上がり、競争しようということになり…。「よーいドン!」「ゴツン!」事故発生。「幼稚園あるある」の場面。
続きを読む
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年06月08日

自分との闘い

230608routine.JPG
年長ではコマ回しが盛んだから、それにからむドラマも多い。緊張を乗り越える方法を自分なりに探すのもその一つ。I君のルーティンは、ひもを巻き終えるとこもれびホールの角に立ち、ドキドキの胸を押さえてから投げるやり方。
230608hengao.JPG
おとなしいYちゃんだが、「5回目だから見て」と、私にはっきり言ってきた。しかし失敗してしまい、壁に向かってぐっと涙をこらえていた。それを見た親友のRちゃんは、得意の変顔で励ました。自分との闘い、友だちとのつながり…。コマにはたくさんの成長のドラマがある。
230608mimamoru.JPG
Rちゃんの変顔のお陰か、Yちゃん(右下のピンクの服)は気を取り直し、再び4回連続成功させて5回目に挑んだ。その場にいる職員もみんな事情は心得ているので、心では注目しつつ、あえて知らん顔をしている。こういうのを見守りという。そして見事回ったときには、拍手と歓声が沸き起こった。
230608kenshin.JPG
園医K先生による定期健診が、小さいクラスから順番に行われた。1番手は年少T組。お医者さんはだれでも苦手だから「見るだけだよ」と言っても、並んでいる子は不安そうに前の子の様子を見つめる。
230608kaedekko.JPG
2歳児親子の「かえでっこくらぶ」の今週のテーマは「自然と親しむ」。自然保育アドバイザーのK氏や、「園長と双子の兄弟」と自称(詐称)する森の先生と一緒に園庭やかえでの森を歩いたり、森のお話広場で絵本を読んだりした。田植えが終わったばかりの頼りない田んぼでは、頼りないオタマジャクシが泳いでいる。

posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年06月07日

夏近し

230607mizu.JPG
朝、わずかに残っていた水たまりを楽しむ年少H君。
230607pool.JPG
組み立て式プールの部品を全園児で運んだ。10人以上で運ぶもの、1人で運べるもの、乗り物遊具に載せて運ぶものなど、様々な部品が何に使われるのか想像しながらの作業。プールの開始は1週間後だが、一気に夏が近づいたような気がする。
230607tanbo.JPG
午後、年長児たちは田んぼ作業のクライマックスである田植えを行う。泥の中に入るのも楽しい作業だが、入りたくないという子が年々増えているような気もする。何はともあれ無事終了。
230607koma.JPG
今年は年長のコマ回しがとても盛んだ。練習する子も多いから、5回目に挑戦する子への注目や応援も多くなり、それがまた意欲を後押しする。
230607tsuchi.JPG
虫好きの子たちには、腐りかけた木から昆虫の匂いがするらしい。鋸で切ったり、金槌で割ってみたり…。しかし、今日の収穫はなかったそうだ。
posted by Kaede at 22:28 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年06月06日

将来性

230606aparagi.JPG
父母の会総会が3年ぶりに開かれた。直近の前例がないので、役員さんも準備に苦労されたようだ。総会後には保護者同好会の紹介も行われた。コロナの影響でどの会も人数は減っているし、受け継いでいくのも大変だろうが、ここは「将来性がある」と前向きにとらえよう。同好会自体の数は増えているし。
230606koma.JPG
コマ回しが4回まででき、5回目を見てもらうために私の帰りを待っていた年長のRちゃん。楽しい子でこの時もリラックスしているように見えたが、あれっ!ひもまで投げてしまった。やっぱり緊張していたんだ。このあと、再度挑戦して見事成功!
230606nail.JPG
コマ回しの隣でネイルサロンを開業した年長Fちゃん。先生やってあげるよ。
230606kataduke.JPG
雨なので、こもれびホールには一面に積木などの遊びが広がる。片づけは、遊びに未練がある子もいるので、時間が緩やかに進む感じだが、いつか潮が引くように人がいなくなる。その感じを静止画で表現するのは難しい。
posted by Kaede at 17:59 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年06月03日

みんな子どもデー

230603nenchu1.JPG
保護者参加の大きな行事としては今年度初めての「みんな子どもデー」を、学年毎に時間をずらして行った。まずは年中組で、テーマはどろだんご。大人も子どももどろだんご作りに熱中してもらおうというもの。中には子どもに水くみをさせて制作に夢中になる夫婦も。
230603nenchu2.JPG
様々なコーナーの一つは、土山からのどろだんごころがし。Hちゃんのおだんごは何度転がしても壊れず、フラッグで示した記録を数回更新したが、最終的には惜しくも2位。
230603nenchu3.JPG
園舎裏に作られたのは、壁に向かってどろだんごを投げる的当て。これに挑めば確実に壊れるので参加者は少なかったが。勇気ある挑戦者に拍手。
230603nenchu4.JPG
そして、どろだんごコンテスト。参加は自由だが、色つきだんご、技ありだんごなどこんなにもエントリーがあり、審査員を悩ました。
230603nensho1.JPG
続いて年少は、親子で園内を回って問題を解いていくクイズラリー。「この遊具の名前は何?」という、年長ならだれでも知っている設問にも「ウーン」と頭をひねる年少児たち。
230603nensho3.JPG
自然林の遊び場、かえでの森もコースの一部として使われた。陽射しが強い日だったので、森の中の涼しさが際立った。
230603nensho2.JPG
もう高いところしか残っていないグミも、お父さんと共同作業なら取れるかな。
230603nensho4.JPG
終わりの会では保護者の自己紹介と、担任から最近のクラスの様子の報告を行った。S組では近ごろはやりのわらべ歌遊びを実演で紹介。
230603nencho3.JPG
最後は年長。4家族ぐらいのグループ毎に、園内にたくさん設けられたミッションをこなして回るというもの。ちなみにそのミッションは、子どもたちのリクエストをまとめたもの。長縄跳びがあったり…、
230603nencho2.JPG
幼稚園の歌「太陽とあそぼ」を歌うコーナーがあったり…、
230603nencho1.JPG
親子のチームでサッカーの試合をするというハードなコーナーもあったり。
230603nencho4.jpg
残った時間は自由に遊んでいただいたが…。「もう、パパとママったらラブラブなんだからー。しかたない。写真でも撮ってやるか」てな感じかな(職員撮影)。アツい一日だった。

posted by Kaede at 23:33 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
Powered by さくらのブログ