京都の私立幼稚園の園長先生たち15名が研修に来られた。ちょうど自然保育アドバイザーのK氏がイタドリの茎を使って作る笛の改良型で子どもたちと遊んでいた。園長たちが挑戦するのを、一足早くコツをつかんだ子どもたちは、ちょっと先輩ヅラで見ていた。
こもれびホールでは、七夕の笹の少しでも高いところに短冊を吊るしたい子が、京都のお客さんに抱き上げてもらっていた。「ここの子たちは人なつこいですね」という感想もあったが、これはいいことだと思う。身の回りの大人を信頼しているということだから。
こもれびホールにあるカプラという積み木で年長児が高い塔を作っていたが、近くにいた年少の子が触ってしまって崩壊。乾いた高い音が響き、みんなの視線が集まった。でも子どもたちは残念がったり責めたりはしない。「また作ればいいよ」。壊れたらやり直す。人生も同じ。
コマ道場に新たに加わった砂時計。1分以上の長回しに挑戦する子が使う。3台が帰ってくる場所を「い、ろ、は」にしてみた。ナンバリングもいろいろあっていいだろう。
その砂時計はこんなふうに使う。コマが勝つか、時計が勝つか。