かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年05月18日

首脳会談

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G7広島サミットの交通規制期間に入ったので、今日から3日間は園バスを運行しない自由登園日となる。行事や特別な活動は入れないが、8割以上の園児がやって来たので、いつもと変わりない雰囲気の一日を過ごすことができた。水が入れられた田んぼの回りには、早速生き物探しの子どもたちが集まってきた。
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年長では粘土で細かいものを作る遊びが盛んになっている。人の作品を見て、「これは何だろう」と当てっこするのも楽しい遊び。
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今年初めて栽培したソラマメだが、毎日のように収穫できるし、鞘をむくのは楽しいし、ゆでればすぐに食べられるし、とても幼稚園向きの作物だった。
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年長T組で「G28サミット」が開かれるという。テーマは、最近ちょっと危なっかしい遊び方が目立つ遊具について。担任が写真を見せて「どう思う?」と問うと、全員が出席した28人の首脳たちから、的を射た意見や提案が次々と飛び出した。本物のサミットもこんな風に前向きで建設的であることを望む。ちなみに後ろに座っている3人は、銃を持った警備の警察官役。
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昨日も書いたが、子どもの手が届くところのグミの実は全て採り尽くされ、残るのは高いところばかり。「園長先生、グミ取って−」「はい、撮ったよ」「…そうじゃなくて!!」
posted by Kaede at 17:39 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月17日

現場作業

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年長のお米作りもいよいよ現場の作業が始まった。手始めは「田起こし」。冬の間眠っていた田んぼの土を、スコップを使ってひっくり返す。根が張ってスコップが刺さらない時に使う「両足同時ジャンプ」という技も、かなりの子が習得した。
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作業の前には、まず田んぼの土をじっくり観察。サッカー場の土とも砂場の砂とも違う感触と色を確かめる。臭ってみる子もいた。
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田起こしが終わると、水が入れられる。冬眠から覚めた田んぼも「いよいよ始まった」と、やる気になってくれるだろう。
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園庭の隅ではナツグミが赤い実をつけているが、残念ながら高いところばかり。枝が絡み合っているしとげもあるが、美味しいものをゲットするためには、そんなことは厭わない。がんばれ。
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月16日

休載

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終日出張のため、本欄は休載です。
posted by Kaede at 00:00 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月15日

加減しながら

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年長は米作りの次の作業である、苗代作りを行った。「苗はお米の赤ちゃん。代は田んぼのこと」などの話をして、いちごパックを使って苗代を作った。この後の水やりからが子どもたちの仕事。パックの下に水が垂れるのを確かめる。「芽が伸びると…?」と尋ねると「光合成する」と答えた子がいた。「よく知ってるね」と感心すると「ぼくも知っとるよ、高校生」
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「クワガタを探すから、この木を切ってもいい?」と年中のK君が聞いてきたのは、古いシイタケのほだ木。「がんばってね」とのこぎりを渡したが、そうそう簡単には切れなかったようだ。
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月曜日の午後は、職員の作業に当てられることが多い。これは駐車場の生垣刈り。毎年植物のたくましさを感じながら、山のような葉っぱを処理する。
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そして園舎外壁の高圧洗浄。作業をする職員は、まるでお城の上で銃を構える兵士のように見えた。
posted by Kaede at 22:49 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月13日

現場主義

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園児は休みだが、H大学幼児教育科の学生50名弱が、幼稚園を教室にして授業を行った。土曜日に遠くまで来るのは大変だが、現場の環境や保育者に触れることができ、さらに遊び体験なども含めて、1日で3コマ分の単位も取れるから、悪い話ではない。ただ、残念ながら雨のため、外の環境の見学も傘の下で。
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5人の職員には、園内見学の案内、遊び体験のリードのほか、学生へのメッセージを話してもらったが、私の講義以上に熱心に聞いていた。
posted by Kaede at 21:54 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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