かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年05月25日

帰ってきた1年生

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昨日編集した年長T組の「こどもしんぶん」を印刷。コピー機のボタンを押すと…、出てきた出てきた!ちょっと感動の瞬間。
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5月の誕生会では、子どもたちに大人気のぐりとぐらが登場して、マグネット遊具の楽しさを解説。ちなみに今年はぐりとぐらの絵本が誕生して60周年。
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年長2クラスは、先日のクラス対抗綱引きに続いて、今日はクラス対抗リレーを行った。初めてなのにちゃんとバトンは最後まで渡り、盛り上がった好勝負になった。
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放課後は、小学校1年生を招く「みんなに会えるデー」という行事を行い、ほとんどの子が帰ってきてくれた。旧クラスに集まっての集会では「小学校で面白いこと」と旧担任から質問して手を上げてもらう。「算数は?」パラパラ。「国語は?」パラパラ。「体育は?」ハーイ!とほとんどの手が上がる。「音楽」「図工」も大人気。
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大の仲良しだったが、今は違う学校に通う二人。再会は、まず背比べから。
posted by Kaede at 22:54 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月24日

誇らしくて不安

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サミットで延期になった年中の遠足が行われた。目的地は地元の乳業会社がスポンサーとなっている防災公園。入口に大きな牛のモニュメントがあるので、子どもたちは「牛さん公園」と呼んでいる。総合遊具やスリル満点のロープウエーがある。
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ほとんどの子は遊具で遊んでいたが、虫好きの子が目指すのは取りあえず草むら。Y君も捕まえたバッタへの愛が止まらない。でも生では食べないでね。
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Mちゃんは、らせん状の登り棒を一歩3cmぐらいのペースで登り始めたときに、ちょうど「お弁当にしよう」と声がかかった。でも途中でやめたくないので、そのペースのままでゆっくりと登り、遂に上まで到達した。そして同じペースでゆっくりと下りてきた。お陰でお弁当の開始は遅れたが、それに勝るものを得ただろう。
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帰りは園バスが迎えに来てくれたが、「歩いて帰りたい人」と声をかけたら、7人が手を上げた。しかし駐車場のバスを見たとたん4人に減った。追い越していくバスに手を振ったときには、ちょっと誇らしかっただろうが、バスが去る姿を見ると、ちょっと不安だったかもしれない。でも、ほとんどが上り坂の帰り道を、その4人は頑張り抜きました。やっぱり誇らしかったよね。
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年長T組の子どもたちが担任の写真を使って作ったのは「こどもしんぶん」。内容は遠足の報告、森での遊びの紹介、園庭のグミの実のこと。私に発行許可を求めてきたが、私がどうこう言う以前に、この表情が全てを物語っている。
posted by Kaede at 18:27 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月23日

心を込めて

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年長2クラスは田んぼの土と水を混ぜる「代かき」を行った。作業の説明で「『しろ』って何だっけ?」と質問すると「田んぼー!」と一斉に答えが返ってきた。混ぜる道具は各自の足。「気持ちいい−」「気持ち悪ーい」の声が入り交じりながら、最後は「もう1回、もう1回」と病みつきになった子もいた。
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父母の会主催で、保護者の親睦を深める茶話会がクラスごとに行われている。初回は保護者の希望により、新園舎で実施。風通しの良い木造園舎は心地良い。連れてきた下の子もウッドデッキでまったり。

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トカゲを捕まえた年長H君。どう見てもすでに死んでいるように見えるが、あきらめきれないらしい。周りの子たちも「今動いたような気がする」「舌をペロって出したよ」などと言っている。事実ではなくてもそれが真実かもしれない。H君の左手は、衆生の願いを受け止める大仏さんと同じ形になっていた。
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年長T組から、19日にも書いた卒園の歌が聞こえてきたので行ってみた。全員が輪になり、肩を組んで歌っている。そして歌い終わると何人かの子が倒れこんだ。「ああ、心を込めて歌ったら疲れた−」。その通り、とても気持ちが伝わってくる歌声だった。
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年少児もかえでの森にすっかり慣れてきている。「見て見て。この木を揺すると空が揺れるよ」←(あくまでも私が勝手に想像したセリフです)
posted by Kaede at 21:26 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月22日

連想の早さ


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真四角な段ボールを見て、年長A組の担任が「いかだみたい」という一言を発したら、早速旗竿が取り付けられ、なぜか海賊船作りに発展。屋上での絵の具塗りが始まった。
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一方素材になる予定だった細長いダンボールは、みんなが乗って盛り上がってバラバラになった。
サミットに伴う自由登園も終わり、明日から通常保育が戻ってくる。
posted by Kaede at 18:05 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年05月19日

厚い雲

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朝から強い雨が降る今日は、当然室内の遊びが盛り上がる。年少S組では色紙を小さく切り刻んでいた。たくさんたまったら花火に見立てた遊びをしたいようだが、まだまだ辛抱強い作業が必要だ。
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畑でソラマメを育て、連日収穫している年中組では、絵本の主人公「そらまめ君」とその仲間を作るのが大流行。
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年長T組から、時季外れの卒園式で歌う歌が聞こえてきた。近々退園する子のリクエストでみんなが覚えたらしい。長い歌だが、その声にはしっかり心がこもっていた。
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そして、これも退園記念として、季節外れだが、年長A組とT組とでクラス対抗の綱引きが1回限定で行われた。いい勝負だったが、T組が僅差で勝利。秋にはさらに盛り上がるだろう。
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激しい雨が降るかえでの森上空を獲物を探して飛び回るコシアカツバメ。その向こうには、今日の夕方G7の首脳たちが来訪する予定の宮島が見える。この厚い雲と、世界情勢に立ちこめる闇が晴れることを祈る。
posted by Kaede at 22:41 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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