朝の園庭に小さなネズミが死んでいた。「猫が襲ったんよ」「鳥じゃない?フクロウみたいな」「イノシシかも」「クマかも」「動物のお医者さん、ボク知っとるよ」「もう遅いよ」など、取り囲んだ子どもたちのにぎやかなこと。結局園庭の隅に埋めてやることになったが、土をかけようとしたら「待って。葉っぱのお布団を掛けてあげるから」と誰かが言った。こういうのを本当のやさしさと言うのだろう。
年長T組の子たちがリバーシ(オセロゲーム)をやろうとしたら、駒が5個足りない。予備は置いてないし、ネットで調べたら補充用もあるが送料が高い。そうこうしていたら、子どもたちは切り抜いた白黒の紙を貼り合わせて作ってしまった。必要だと思うものは自分たちで作る。これを本当の意味での賢さと言います。
今日も朝から土運び。お陰様で全部終了。意欲的というのは、こういう子のことです。
年少のH君。下足室に脱いであった靴を、はじめは直線上に並べ、次は扇型に並べてみた。創造的な子ですね。
木造園舎の窓をいっぱいに開けると、春のさわやかなそよ風が吹き抜ける。預かり保育「そよかぜくらぶ」の集まり時間。