かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。（広島県廿日市市：宮島を見下ろす高台の幼稚園）

けん玉の技が自慢の年長の二人。カブト虫の角を突き合わせてどっちが強いかを競う。

年長のタイムカプセルのための穴掘りが「おわりました」。

金曜日恒例の焚き火を準備していたら、小さい子たちが「何を食べるん？」と言いながら枯れ枝を集めてきてくれる。今日のメニューは焼きマシュマロ。準備が整ったららすぐに長蛇の列ができた。

未就園児親子対象の園庭開放も年度内は今日で終わり。参加者が多かったので、お話会はぽかぽか陽気の屋外で行った。

お昼には満3歳児たちは年少の部屋で、年少児は年中の部屋でお弁当を食べる「進級体験」をした。年中の部屋を一通り見た年少児たちはトイレも探検。「きれい！」と感激しつつ、早速使い心地を試してみる子も。

朝もはよから響くのは、年長児の穴掘りの槌音。

大きな木が多い園庭では、ボールなどが木の枝に引っかかることも多い。今日は新園舎のテント屋根にサッカーボールが上がってしまった。年長児たちの作戦は、別のボールを下から投げ上げ、その震動で落とそうというもの。約15分後に見事成功。

年長組は、昨日説明したタイムカプセルの穴掘りを始めた。時折小雨が降る中だが、大勢の子が集まったのでスコップは順番待ち。

２時間後、メンバーは少しずつ入れ替わるが、まだまだ飽きないで続けている。

お弁当の後、物珍しそうに眺めていた小さい子たちも参戦。ずいぶん深くなった。

降園前。ずいぶん深くなったが続きはまたあした、とスコップを片づけた後も、素手で掘り続ける猛者がいた。

未就園児「かえでっこくらぶ」の親子が年少組を「参観」。集まりの様子などを見ていただいたが、４月から入園する人も多いので、特にお弁当は親子とも興味津々。

今日から3月。年度末がぐっと現実味を帯びてくる。年長T組からは卒園式でも歌う歌が流れてきた。長い歌だが早く覚えよう、と貼り出してある歌詞を目で追う。

満3歳児M組でも4月からのクラスが話題になっていた。3クラスある年少組のうち、どのクラスになりたい？と聞くと、やはり部屋の向かいに見えるS組が1番人気だ。

そのS組ではポップコーンを作りのテーブルにみんなが集まっていた。コーンが勢いよく跳ねると、子どもたちもピョンピョンと跳ねる。

年長2クラスが園庭の奥に集まったのは、卒園の記念に園庭に埋めるタイムカプセルの「現場説明会」。この四角のところを明日から掘り始めるよ。

外からの音をしゃっとアウトして、創作に集中するのだ。