かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2023年03月14日

落ち着き

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「子どもたちの卒園式」のため、全園児がこもれびホールに集合した。年長は練習も兼ねているが、小さい子たちにとってはこれが本番。そしてこのメンバーで集まるのも、幼稚園の歌を歌うのも最後となる。
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年長児たちは2回目なのにとても落ち着いて所作をこなした。無事終了し、拍手に送られて退場。(職員撮影)
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畑の野菜に肥料を施し、草取りもした年中児。抜いた草を種類別に分別していた。科学する心。
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お昼になるとお日様がぽかぽかと暖かい。屋根登りのサイドデッキで寝転ぶとサイコー!でも撮っちゃだめよ!
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「園長。オレ、分かる?」と元気いっぱいやってきた3年生のY君。園に入ったとたんうれしくて泣き出し、元担任を見ると走り寄って抱きつき、さらに泣きじゃくった。その後園庭を一回りし、屋根登りに登ったりして気が済んだようだ。コロナのために来たくても来れない卒園生も多いはず。これからはどうぞ来てください。
posted by Kaede at 18:49 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年03月10日

緊張に負けない

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おわかれ会から一夜明けると、こもれびホールは卒園式仕様になっていた。初めての卒園式練習で、年長児たちは結構緊張しつつも、それに負けない姿を見せてくれた。締めの歌はとても伸びやかだった。
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式場からの退場。先頭を歩く出席番号1番の子にとっては大きなプレッシャーでもあるが、それに負けない頼もしい姿だった。練習は1回だけ。次は全園児が出席する「子どもたちの卒園式」。そして3回目が本番の卒園式。
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運動会の玉入れのカゴを使ってのバスケットボール遊び。ボールが足りなくなるほどの人気で、ついにはラグビーボールまで登場。
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箱を空けるとゴム仕掛けのヘビが飛び出す、びっくり箱を作った年長H君。職員たちに効果があることが確認されたので、次には満3歳児M組に行って披露。
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手押しポンプから、大きい砂場を越えて10m以上離れた小さい砂場まで水を届けようという、壮大なパイプライン計画。
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posted by Kaede at 20:53 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年03月09日

贈る言葉

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年長児を送る「おわかれ会」が行われた。年長児へのインタヴューで「遊びのコツ」というお題に「サッカーで相手が前から来たら横にボールをよけて蹴るといいですよ」と答えるS君。その通りです!(元サッカー部員)。
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職員の出し物は年長担任が主役になっての「ぐりとぐら」ミュージカル風。写真はフィナーレ。(職員撮影)
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そして、年少、年中から年長児へ手作りプレゼントが贈られた。
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満3歳児M組では、子どもたちのリクエストで、思い出の劇あそびが行われた。1か月ぶりにやったのに完璧な再演だった。
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がんばれ!サムライジャパン。
posted by Kaede at 17:32 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年03月08日

当たり前のこと

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学会発表に向けて研究を進めている職員グループの提案で、仮称「フリーデイ」という試みを行った。ポイントはクラスでの集まりや弁当時間の指示をなくす一日にしてみて、保育者の働きかけや意識の持ち方に注目してみる、というもの。しかし、子どもたちには「お弁当の時間を決めない」という点が最もインパクトが強かったようで、「じゃあ幼稚園に来たらすぐに食べよう」と、9時過ぎからお弁当を広げる子もいるなど、普段では見られない姿も多かった。これからの保育に生かすよう、総括していきたい。
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園庭の片隅に不審な穴を見つけた年少の3人。「何の穴だろう?」「セミの幼虫が出てきたんじゃない」「それだったらもっと小さいはず」「じゃあ、モグラが掘ったんだ!」「うん、モグラだ!」。大事なのは正解じゃない。いろいろ想像することが大事なのだ。
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リレーの組み分けを決めている右下のグループ。左上ではサッカー少年たちがチーム分けをしている。多少もめながらも、近くにいる職員に頼ろうとする気配は全くない。自分たちのことは自分たちで決める。当たり前のことを淡々とこなすところが素晴らしいと思う。
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鬼登場。分かりにくいが、赤い服の下には黄色に黒い縞模様の虎のパンツをはいている。
posted by Kaede at 21:54 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2023年03月07日

ラストスパート

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今年度最後の誕生会には、特別ゲストとして、人形劇名人のK氏ををお迎えした。K氏は元幼稚園の園長で、今は大学の教授。人形を動かすだけでなく、音楽から幕の開け閉めまで全部一人でされる。くちばしが少し動くだけの人形なのに、本当に生き生きとした表情が見られ、子どもたちも釘付けだった。
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年長2クラスはいよいよタイムカプセルを埋め込むことになった。2日間でしっかり掘った穴に4つの箱を並べ、目印のひもと看板を立てる。
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そして、お弁当を食べ終わった子から埋め戻し作業を行う。H君は元の平地に戻った穴の上にn座り込み、素手で整地していた。
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「だるまさんがころんだ!」ピタッと止まって微動だにしないところはさすが年長。そして卒園していく。
posted by Kaede at 18:35 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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