かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2022年11月08日

豊かなイメージ

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県の乳幼児教育支援センター主催で小学校の先生が幼稚園を体験する研修があり、今まで2人の先生が来園されたが、まだ受けていない県内の先生を集めての研修が、当園を舞台にリモートで行われた。センターに出向中の当園の職員がカメラを持って園内を回り、子どもたちの姿を中継。遊びで育つ姿は、プロの目で見ればいくらでもある。受講した先生たちからも、いい感想が聞かれた。
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年長Yちゃんが小さい声で質問してきた。「地球って、どうやってできたん?」と。「ウーム…」。いい答えが見つからないので『せいめいのれきし』という絵本を出した。担任が読み始めると、少しずつ人が増えてきた。
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降園前の年長A組では、今日のもみすりでできたお米をフィルムケースで計量。過去最高の10ケース分もできたのを見て大喜びの拍手が沸いた。来週食べられるかな?
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2階の廊下にあるマグネットモザイクという積木。2階建ての家に椅子やベッドや電灯があり、外にはベビーカーを押して散歩をする親子。単純な形を組み合わせれば、イメージがどんどん広がっていく。
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細長い折り紙をズボンの前に貼り付けた年少のFちゃん(女子)。「それ、なに?」「おしっこチー」「…あ、そうですか…」
posted by Kaede at 17:23 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年11月07日

立派過ぎ

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サツマイモの収穫を終えた畑では、年中児によってタマネギの苗植えが行われていた。年長になった時の合宿保育も視野に入れている。
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年中H組では部屋に大きなサッカーコートが作られているが、「観客席がいる」と考えた子どもたちが、椅子作りの相談にきた。しかし、椅子作りは難しく、4本の脚を揃えるだけでも大変だ。材料を切って渡し、釘打ちを任せているが、何だかきっちりしたものができそうで困っている。何脚も作る気らしいので、次はどういうアプローチをしようか。
posted by Kaede at 18:46 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年11月04日

ピザ窯焼き芋大会

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園内の畑のサツマイモが豊作だったので、恒例の芋煮会に先立って、ピザ窯を使っての焼き芋を行った。お芋が焼けるまでの待ち遠しい間、職員の薪割りも見学。この薪は乾燥させて次の次ぐらいに使う。
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窯に火を入れてから焼き上がりまで2時間余り。「ホカホカ」で「あちちのち」の焼き芋は大好評。ピザ窯で焼くのは初めてだったが、うまくいって良かった。
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そのお芋畑は、次の野菜作りに向けて、まずは職員で畝作り。
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フラフープを使って電車ごっこをしているのは、年少と満3歳児の混成チーム。踏切の遮断機も登場。
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金曜日の午後の片付けは大掃除。満3歳M組では、無垢の床の雑巾掛けを、滑ったり横転したりしながらやっていた。
posted by Kaede at 17:42 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年11月02日

小夏(?)日和

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恒例の「秋の里遠足」は、例年とは目的地が変わったので、徒歩コースも逆向きの西から東になった。緑豊かな旧西国街道のスタート地点付近での年中児。「がんばるよー」
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年長は歩く前に例年の畑での芋掘りからスタート。今年のサツマイモはなぜが超ジャンボサイズで、子どもたちも大喜びだったが、逆に数は少ないのであっという間に終了。年中の後を追って歩いたが、作業からスタートしたので疲れたのか、目的地に着く頃にはややヘロヘロ気味。
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目的地は、春に年長児がレンゲつみをさせていただいた広大な田んぼ。最初に到着した年少児は早速全力疾走。地面は凸凹だけれど柔らかいので転んでも平気。
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そしてイナゴやカエルも多く、全体行事に初めて参加した満3歳児もすっかり田んぼの虜になった。
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暑い一日だったが、秋の里を満喫して大満足の帰り道。
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posted by Kaede at 11:52 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年11月01日

コツコツ

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年長では脱穀に続く作業として「もみすり」を行っている。すり鉢に入れた一握りのもみを軟式野球のボールで擦ると皮がむける。1年間の米作り作業の中でも、最も根気のいる仕事だが、少しずつ成果が上がるという体験もいいものだ。
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絵を描いていたら絵の具が床にこぼれた。「キャー!」だけど、その模様がなかなか美しかった。こぼしたYちゃんが雑巾で拭いたら、また新しい美しさが現れた。
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私が講師になり保護者有志が参加する手作り教室が、父母の会主催で行われ、午前、午後の2コマで20数名が参加された。素材は紙の飲料パックだが、無心になって物作りに集中する時間は心地よいものだ。
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カラーの積木で、自称「カラフルでおしゃれな家」を作った年中Kちゃん。制作が少し進むと、全体を確認するかのように一瞬ちょっと離れ、また近づいて続きをする。
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posted by Kaede at 17:20 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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