かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2022年10月28日

応援

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年長2クラスは、刈って干してあった稲の脱穀を行った。道具は「千歯こぎ」という蔵出しの一品。米粒がバラバラと外れる感触が心地よい。がんばっていたら年少S組の子たちが、手作り楽器を鳴らしながら「がんばーれ」と応援してくれた。
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終わった後も稲束をよく見て、最後の一粒まで手でしっかり取る。
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満3歳児M組は「かえでの森」の大きい森を初探検。「冒険に行くぞ。オー!」という掛け声で出発。背よりも高いシダの道を「恐竜に食べられるかもしれん」と言いながらを歩き、急坂をお尻で滑り、谷の竹やぶを見上げたり、いろいろなものを発見しながら1周回りきった。
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帰り道は森の下で合流した年中H組の子たちと歩いた。葉っぱが三つに分かれたカクレミノを見て「3歳の葉っぱ」と喜んでいた子たちだが、シダを見つけると「わー、100歳の葉っぱだ!」。その機転に脱帽。

posted by Kaede at 17:21 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年10月27日

本物


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年中でのリース作り。ホットボンドを使うと、ドングリなど飾り物を一つ一つくっつけていく手つきも、とても丁寧になる。
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年長のころがしドッジ。今月から始まっている保育参加で来られているお母さんも大活躍。
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飲料パックで試作したブーメランを飛ばしていたら「やりたい、やりたい」と食いついてきたのは満3歳児。空に向かって飛んでけ!
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1日だけの実習にきたお姉さん先生。早速ヘアサロンのお客さんにさせられた。何しろ「本物」が相手だから、美容師さんの表情も真剣になる。
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posted by Kaede at 18:13 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年10月26日

自然度が高い

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先週に引き続き、年長のもう1クラスがY氏のもとへ陶芸作りに出かけた。すぐに作り始める子、土をこねながらしばらく考える子、まずは友だちの様子を見定める子、プレッシャーを感じている子など個性も様々。山間部は少し寒く、思わず「冷たーい」と声が出てしまう土に挑んでいた。
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ヘビを作っていた子が、先生に「この辺、ヘビおる?」と尋ねたら、「おるおる。ヘビもイノシシもクマもおる。この前はキツネを見た」という返事が返ってきて、みんなびっくり。庭ではこんなに太いミミズを発見。「オレんちマンションじゃけえ、ゴキブリしかおらん」と言う子も。
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粘土遊びが一段落し、お弁当を食べたら、隣の森の広場で一遊び。「もうちょっと遊びたかったなあ」と言う気持ちを残しつつ、先生と、「幼稚園の子が来るのなら」と小学校を休んでくれたお孫さんに見送られて帰路についた。
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朝、秋空の下の園庭。南側の園舎の影が、だんだん長くなってきた。
posted by Kaede at 18:03 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年10月25日

冷たくても

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砂場の横にある手押しポンプの排水部分には、丸太と砂利がドングリの形に敷き詰められているが、どうしても砂が詰まりやすいので定期的に掃除をする必要がある。結構大掛かりな作業なので、有志の保護者がよくやってくださるのだが、昨日は職員で作業を始めた。しかし、途中で時間切れになってしまったので、今日は子どもたちと続きの作業をした。水が冷たく感じるほど気温も下がった中だが、たくさんの子が砂利や丸太を洗ってくれた。自分たちのものだもんね。お陰で午前中にポンプは復活。
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野球は打つよりも投げる方が難しい。しかし、毎日のようにやっている年長児たちの投球能力はどんどん向上していて、外野で守っている子からの返球は、なかなかのレーザービームである。
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朝、職員室に来た年長のFちゃん。折り紙などで作った花を差し出して「職員室の先生たちにお世話になっているからと思って、ママと一緒に作ったんだ。飾ってね」とのこと。「ありがとう!」「きれいだ!」「全部違う作り方で作ってある!」と一同感心して受け取り、花瓶に移して職員玄関に飾らせてもらった。ところが1時間もしないうちに「やっぱり返してもらうわ」と引き上げていった。褒められたので、惜しくなったのだろうか。気持ちだけいただきます。
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不審者登場。不意に出会うと、ちょっとドキッとする。
posted by Kaede at 17:46 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2022年10月24日

切って貼って歌って

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10月の誕生会。出し物は、職員が2人ずつ交代で切り絵をボードに貼っていきながら、秋の歌をメドレー形式で楽しむもの。手遊びや手話をやる間も別の2人はひたすら紙を切る。
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そして最後は賑やかになったボードに子どもたちを貼り足し、かえで幼稚園の歌「太陽と遊ぼ」で締めくくった。
posted by Kaede at 18:21 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
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