かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年12月26日

年末あれこれ

211227daigaku.JPG
少し古いことだが、12月半ば、年に1回行っているY大学での授業風景。大半の学生は保育関係への就職が決まっているらしい。これからの時期は本当のプロになるための滑走期間。いい離陸と上昇ができるよう力になれれば幸い。
211227kenshu.JPG
土曜日。県内の某こども園での園内研修をお手伝いに。木の骨組みが美しいステキな園だった。子ども主体の保育を目指して模索している先生たち。講師の私も模索している。
211227gaku.JPG
冬休みの職員作業にて。階段室にある卒園記念の写真を飾る額が一杯になったので、新しい10年分を取り付け。これが埋まるときには創立50周年。
211227advent.JPG
アドベントカレンダーをクラス全員が1枚ずつめくったら、24枚しかないから足りない、と気付いたRちゃんが自作してくれた4人分のカレンダー。(去年の話です)
posted by Kaede at 14:21 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2021年12月22日

冬至、終業式、クリスマス

211222act.JPG
2学期最後の日。終業式兼クリスマス会が開かれた。職員の劇はクリスマスにちなんだ「みんなでつくったクリスマス・ツリー」。最後は雪が降る場面。
211222santa.JPG
そして、薄暗い中からサンタクロースが登場。「お父さん、お母さんが大好きな人」「幼稚園が大好きな人」「友だちが大好きな人」という問いかけに、一斉に手が上がった。「これから出会う友だちも大好きになってください。そうすれば、平和な世界がやってきます」というようなメッセージをくださった。ちなみにプレゼントは、小人さんと一緒に作った竹製の砂場遊び道具と、それを片づける新しいキャリーワゴン。今あるのがもう壊れそうだったという事情を、サンタさんよくご存知だ。
211222cookie.JPG
クラスに帰ったら、今度は職員からのプレゼントである手作りクッキーが一人ずつ手渡された。朝は「遊ぶ時間が少なすぎる」と不満を言っていた子どもたちも、帰るときは大満足。
211222soyokaze.JPG
他の子が帰った後、預かり保育「そよかぜクラブ」の子たちだけで、今年最後のお弁当。冬至だというのに外で食べることができる陽気だった。
posted by Kaede at 15:03 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2021年12月21日

引き継ぎ

211221ochiba.JPG
コナラの落葉が始まると、森はオレンジのじゅうたんを敷き詰めたようになる。フカフカ道は歩くだけで心が暖かくなる。
211221tanbo.JPG
園庭の田んぼに年中、年長の全員が集まり、収穫後のワラを刻んでまいた。年長にとっては最後の、年中にとっては最初の田んぼ作業。一緒に行うことで自然に引き継ぎになる。年長児に「何か言うことない?」と聞くと「がんばってね」「よろしくお願いします」などの声が上がったが、T君の「がんばったらいいことがあるよ」が、一番説得力があったかも。
211221plane.JPG
遊具「屋根登り」に大きな紙ヒコーキを持って登ったT君。「行くよ−!。気をつけて−!」と大声で警告して放ったが、すぐ足元に落下し、斜面をずるずると平和的に下っていった。
211221nencho.JPG
遊ぼうと思ったさざなみ園舎が閉まっていたので大泣きした年少K君。年長のお姉さんたちが変顔やひょうきんポーズをしてくれたので、思わず泣き笑い。自分のクラスに去って行った。
posted by Kaede at 16:17 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2021年12月17日

戻る

211217nenchu.JPG
開いていた年中2クラスの間の仕切りが再び閉じられ、1クラス単位の部屋に戻った。一緒がいいこともあるが、別々の方がいいこともある。仲良しで二人あやとり、なんて遊びはやはりこの環境かなと思う。
211217kyoryu.JPG
その年中の共同制作で、昨日こもれびホールに移動した巨大恐竜だが、年中児が一人一人乗って次第に壊れて、遂にこういう姿に戻った。諸行無常、盛者必衰だが、子どもたちの中にはたくさんの思い出を残してくれた。
211217piano.JPG
年長2クラスは、今園に来てくださっているピアノ調律師Oさんからピアノについてのお話を聞かせていただいた。身近な楽器だが構造は複雑でたくさんの部品で構成されている。Oさんが蓋を開き、内部が見えてくると歓声が上がった。
211217tree.JPG
木登りに人気があるツブラジイの木。移植したときは幹も子どもの腕ぐらいの太さだったが、今日私が抱えてみたら、いつの間にか手が届かないほどの太さに成長していた。こちらも諸行無常。
posted by Kaede at 23:24 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
2021年12月16日

しずしずと

211216kyoryu.JPG
年中2クラスは、昨日の話し合いの通り巨大恐竜を1階まで降ろすことにした。屋内の階段は無理そうだから外階段を使うことにしてしずしずと部屋を出て行ったが…、あちらでつっかえ、こちらでひっかかり、その度にどこかが壊れ、満身創痍になりながらも、何とかこもれびホールに鎮座した。他のクラスの子たちも大興奮で歓迎した。
211216kyumei.JPG
年長2クラスは、園児のおじいちゃんで元消防士であるS氏の講話を伺った。テーマは幼稚園にも置いてあるAEDについてだが、心臓を「ハート君」、AEDを「ショックマン」と名付けたお話はとても分かりやすく、子どもたちもよく理解できたようだ。「6歳の子どもに説明できなければ、理解したとは言えない」(A.アインシュタイン)
211216ochiba.JPG
堆肥作りのプールに入り切らなくてあふれているアベマキの枯葉で遊ぶ満3歳児たち。他の子たちもつられて集まって来る。
211216hen.JPG
私を見つけると「変なおじさん」と連呼をはじめる年少児たち。こちらも負けずに「変な子ども」と言い返す。
posted by Kaede at 18:34 | りじちょうのきまぐれ保育日誌
Powered by さくらのブログ