かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年10月08日

直前

211008nensho.JPG
運動会前最後の保育日。各学年ともいろんな種目を楽しんだ。年少の綱引きで、なかなか勝てないS組だが、「勝ちたい」「一度バンザイをしたい」という気持ちが団結力に変わってきているようにも思える。今日も負けたが、差は近づいている。
211008nenchu.JPG
年中のかけっこ。「どん!」の少し前にフライングしてしまったMちゃん。よくあることなのでほとんどはそのまま流すのだが、本人は気にしたらしく、立ち止まって友だちを振り返り、追いついた頃また走り出した。そしてやはり1位でゴールした。
211008nencho.JPG
降園前。年長ではクラス対抗ゲームに使う道具の最終チェックと補強が行われていたが、もうこの段階では補強と言うより飾り付けに近い。戦国武将たちも究極は武器の意匠に凝ったように。
211008mitsuba.JPG
大きい子たちが去った園庭では、満3歳児の子たちが初めての玉入れに興じていた。遠くから見学しながら「やりたーい!」って言ってるんだろうな、とは思っていた。なお、満3歳児は運動会には参加しない。
posted by Kaede at 00:00 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月07日

効率

211007nensho.JPG
年少が親子で楽しむ種目を、職員が親役になって試演。子どもが飛行機になって南の島まで飛んで行き、おみやげを手にして帰る、というイメージ。トロピカルな島にも注目。
211007tama.JPG
年長はクラス対抗ゲーム「たまリンピック」の第3戦を行う。A組はボールを枠に流し込む苦心作のトンネルを使った。トンネルを支えたり、入口に苦労して入れることを考えれば、そのまま一人一人が運んだ方が早そうだが、それは余計なお世話。効率だけでは面白くない。負けたけど。
211007mitsuba.JPG
運動会には参加しない満3歳児は、その代わりとなる保育参観を行った。親の顔を見たらはじけるかと思いきや、みんな緊張の表情。いつも以上に「いい子」で過ごすクラスでの集まりを見ていただいた後は、綱引きと、親に向かって走るかけっこで、ミニ運動会を楽しんだ。
211007nencho.JPG
その様子を応援していた年長児。担任が「かけっこをやってみる?」と尋ねると「やるやる!」と盛り上がった。小さい子が大きい子の真似をしたがるのは分かるが、逆の気持ちもありなんだ。
posted by Kaede at 17:48 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月06日

自分で選ぶ

211006stones.JPG
朝早めに来た子が手押し車を引いて行っているのは、園庭の石拾い。地味だけれど、これも「自分たちの運動会」のための活動。
211006plane.JPG
年長が一人1種目を選んで見ていただく「こだわり技」には意外な技も飛び出す。H君が選んだのは紙飛行機飛ばし。その場で折るので少々時間がかかる。その間に応援団や鉄棒を選んだ子たちが披露する。この他、先日紹介した虫取りや木登りなど13もの種目が予定されている。何をするかよりも自分で選んだことに価値がある。
211006astram.JPG
鉄道大好きのK君が考案したのは、平均台を2つ並べてその上をかごに乗って走るアストラムライン(広島高速交通)の高架。楽しいけれどレールからはずれなれいよう慎重に動くから「高速」ではない。
211006program.JPG
職員が手作りした運動会のプログラムが子どもたちに配られ、家庭に持ち帰られた。今年スタートした「みつば組」にちなんで三つ葉のクローバーみたいなデザインだが、実は一部四つ葉が混じっている。だれに渡るかは担任にも分からない。確率は約10%。当たった方はラッキーですが、本当にラッキーなことがなくても責任は持ちません。
posted by Kaede at 18:43 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月05日

つなぐ、つながる

211005rellay.JPG
リレーは一人一人が全力を発揮しながら、それをつなげてチームの力にする、年長には欠かせない種目だが、今年は密を避けるため半数ずつで2回行う。その練習。「たのんだよ!」「まかせて!」!
211005rope.JPG
綱引きの綱が長すぎるので5mばかり切った。その切れ端が、個人的な練習や綱引きごっこにはちょうどいい。何でも役に立てて楽しんでしまうのが子どもたち。
211005mitsuba.JPG
年少以上の子たちが綱引きをしているのをしっかり応援していた満3歳児クラスの子どもたち。当然のように「私たちもやりたい!」ということになる。見たこと、感じ取ったことが意欲につながり、体験して学ぶ。満3歳児たちを見ていると、子どもの育ちの姿がよく分かる。
211005football.JPG
運動会前になると、サッカーゴールもあちこちに移動する。今日はゴールの間隔が広がり、しかもねじれて置かれているが、好きな子たちはその環境に合わせて楽しんでいる。子どもは案外大らかでフレキシブルである。
posted by Kaede at 00:00 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月04日

秋の自然

211004tanjo.JPG
先日の誕生会をお休みしてしまったT君のために、年中2クラスが集まってミニ誕生会。照れちゃうけど、うれしい。
210924maki.JPG
最近子どもたちの注目はイヌマキの実。赤いところが甘くて美味しいけれど、子どもが踏み台に上って届くところは、ほぼ取り尽くされてしまった。
210916kinoko.JPG
雨が多かったためか、今年かえでの森のキノコたちはとても元気。特にこいつは目立っている。
posted by Kaede at 00:00 | 園長のきまぐれ保育日誌
Powered by さくらのブログ