かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年10月15日

合宿保育1日目

1泊2日の年長合宿保育が、予定より遅れて実施された。運動会の翌週というタイトな日程だが、緊急事態を避けるためなのでやむを得ない。
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年中以下の子も金曜日の保育はあるから朝のバスはいつもと一緒。物珍しそうに眺める小さい子たちの前を、年長児たちが大荷物を抱えて登園。
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「腹が減っては戦ができぬ」まずはご飯作り。
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工作などのコーナーも普段以上に素材を用意した。タイタニックが大好きなT君。フェルトを縫い合わせ作るぬいぐるみも、やっぱりタイタニック。
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外での遊びも盛りだくさん。集団かくれんぼ、鬼ごっこ、ぐるぐるじゃんけんなど。今日は実によく走った。
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夕方、キャンプファイヤーに向けて有志が取り組んだのが火起こし。現代版の火打ち石を使い、まず麻ひもに火をつけるが、今日は子どもの力ではつかなかった。
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大人がつけた火を大きくして楽しんだキャンプファイヤー。1か月遅れだが、この時期も悪くない。
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花火を楽しんだ後は、有志だけ参加の肝試し。暗い保育室の中で変なものが動いていた。キャー!逃げろ−!
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盛りだくさんの一日だったが、一番の山場はみんなで寝ること。なかなか寝つけない子もだんだん静かになっていく。あそび疲れて寝る子は育つ。
posted by Kaede at 00:00 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月14日

明日に備えて

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年少T組に長い筒が立てられ、たくさんの絵の具が溶かれていた。「虹色の木」を作るんだそうだ。「葉っぱも虹色がいい!でも上の方は届かないから、どうしたらいいんだろう?」健闘を祈る。
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カマキリが捕まった。虫の少ない今年の秋だからか、飼育箱に入れたり出したり、棒に掴まらせたり虫眼鏡で覗いたり、さんざんいじられる。親しみと好奇心の表現なのだが、幼稚園にやって来た生き物は忍耐強くなくてはいけない。
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年長T組では、運動会のクラス対抗ゲームで使った道具たちの片付けが行われていた。持ち帰るものを除き、分解したりたたんだりして、明日からの合宿保育に備える。
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追突事故
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posted by Kaede at 16:38 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月13日

収穫

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運動会が終わるのを待っていたかのように、年長は園庭の田んぼで稲刈りを行った。1年の中でも田植えと並んでハイライト的な作業。軍手をはめた左手で太く実った稲の株をつかみ、右手に持った鎌を引いて「ザクリ!」と刈る。うまくいくとクセになる。刈った稲は天日干しをする。
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その年長は明後日から1泊2日の合宿保育に入る。今日は2日間のスケジュールが書かれた大きな模造紙がこもれびホールに張り出された。間には子どもたちが描いたイラストもある。運動会に続くタイトな日程だが「いよいよ」という気分になる。
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緊急事態宣言で休止していた未就園の親子の子育て支援「かえでっこくらぶ」も、昨日から人数を絞って再開。今日は一人一人が紙のポシェットを作り、どっさり落ちているドングリを拾いに「かえでの森」に出かけた。でも蚊がまだ多いので、ちょっとだけ。
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園児のおばあちゃんにいただいた渋柿をむいて吊してみた。1回目は日当たりが悪いところだったのでカビが生えて失敗したが、新園舎の軒下に吊したところ、何だか美味しそうな色になってきた。
posted by Kaede at 17:49 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月12日

新たなステージ

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久しぶりの雨が降り、運動会が終わった園庭が泥んこになった。運動会も楽しかったけれど、こういうのも大好きな年少児。
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皿回しに挑む年長のSちゃん。運動会では応援に熱を入れていたが、興味を持ったことを存分にやることが次の興味につながる。
posted by Kaede at 21:19 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年10月09日

見どころいっぱい

第41回運動会は、昨年同様学年毎に時間を変えての分散開催となったが、昨年の保護者の感想では、「他の学年も見たかったが、わが子のクラスは落ち着いて見ることに集中できた」という声も多かった。残念なことばかりではない、と前向きに捉えらて2年目に臨んだ。
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年中の2クラスが対戦する綱引きでは、「ようい!」という声がかかると、子どもたちも会場も水を打ったようになった。印象的な緊迫感だった。
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4人グループで扱いにくいビーチボールを運ぶゲーム。4人というのは互いの存在や役割分担が意識でき、力と気持ちを合わせているという実感がある「ちょうどいい」人数。
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年中の最後は親子玉入れ。親はカゴから5m以上離れた所から玉を投げる。大人のソーシャルディスタンスが確保できるとともに、ゲームとしても面白い。
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初めての運動会となる年少児の最初はかけっこ。脱げた帽子を取りに戻ったKちゃんを振り向くH君。一緒に走る子は競争相手でもあり、互いに気遣う仲間でもある。
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クラス対抗の綱引き。今までほとんど勝った経験がないS組が、まさかの2連勝。担任のジャンプの高さにハンパない喜びようが表れている。負け続けたために、他のクラスにはないものが育ったように思う。「負け力」と名付けたい。
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年少最後はヒコーキになった子どもたちと親が南の島まで飛んでいって、おみやげを手に戻る種目。せめてもの旅行気分を。
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最後は「運動会の華」年長の登場。一人一人が選んだ種目を見てもらう「こだわり技」では失敗も多かった。野球を選んだK君。気持ちとスイングはホームランなんだけど…。
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雲梯を選んだMちゃん。緊張のため手に汗をかくのか、失敗する度にシャツで手をゴシゴシ拭いて何度も再挑戦した。
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クラス対抗ゲームは移動したボールの数を競う「たまリンピック」。今日まで1勝2敗のA組は、こんなに大がかりな装置を用意した。
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そして、大きいボールを取り終えたら、小さいボール用の道具に持ち替える周到な計画で臨んだが、残念ながら惜敗。でも、知恵も技もチームワークも見事だったよ。
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大トリは2年ぶりに復活した親子リレー。1チーム約30人がバトンをつなぐ。最高で約1周リードされた水色チームだったが、少しずつ追い上げて接戦となり、最後は大逆転で勝った。リレーは「全力」を30人分積み重ねることなのだ、と実感した。(撮影は石田哲弘氏、中丸元良)
posted by Kaede at 00:00 | 園長のきまぐれ保育日誌
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