今月は特に年長が忙しかった。運動会、合宿保育、稲刈り、陶芸教室…。そして今日は刈って干しておいた稲の脱穀作業を行った。千歯こぎという蔵出しの道具を使い、一握りずつの稲束を通す。はずれた米粒が飛散しないように張ったシートの回りには、物珍しさに誘われた見物人が集まった。
この作業をすると米の一粒一粒がいとおしいような気になる。脱穀が一通り終わったら、散らかったワラと米粒をより分けるが、この4人は最後の一粒まで徹底的に分けてくれた。
昨日の誕生会で職員と年長の誕生児がおいもの劇を演じたが、それを羨ましそうに見ていた他の年長児たちが、午後、こもれびホールで劇の再演を行った。簡単なストーリーではあるが、大道具、小道具の出し入れまで全て覚えて再現していた。
「新聞紙を詰めて作ったネコだぞ−。乗ることもできるぞ−。立派なヒゲもあるぞ−」年少H組のウッドデッキにて。