かえで幼稚園の子どもたちは自然に囲まれた中で頭と体と心をフルに使って遊びを創り続けています。(広島県廿日市市:宮島を見下ろす高台の幼稚園)

2021年09月07日

幸せ感

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園庭にダンプで下ろしてもらった砂を砂場に補充する作業もぼちぼち進んでいる。大人がはじめると子どもが寄ってくるのが普通のパターン。そして大人用の道具を使いたがるのも常。年少のK君も大人用スコップを砂山に突き立てようとしたが、手をいっぱい広げても、体重を全部かけても難しーい。
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年長の男子たちは、大人が運ぼうと思って砂を山積みにした一輪車に挑戦。向きを変えるだけでも四苦八苦だったが、何とか砂場まで到達。片づけ時間はかなり超過したが、心と力を合わせた8人にあっぱれ!
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満3歳児みつば組での年長T君。お兄ちゃんにやさしく遊んでもらったSちゃんも幸せだっただろうが、T君もそれに劣らぬ幸せ感を受け取っているはず。
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2回のバルコニーから見た、かえでの森のコナラの大木。今年は例年以上にドングリが豊作のように見える。これから降るように落ちてくるぞ。
posted by Kaede at 19:03 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月03日

応援

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開始して3日目の満3歳児クラス。雨だったこともあるのか、部屋の中で好きな遊びを見つけて集中する姿も多く見られれた。泣き声もほとんど聞かれなくなった。他のクラスから距離的に離れているのも、落ち着ける要素かもしれない。
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年長T組の女子たちがチアリーダーチームを作り、こもれびホールでクラスの子に披露した。「面白そうなこと」に敏感な年少児たちがやって来たが、すでに終わっていた。「残念!」と言っていたら、チアリーダーたちがすぐに再集合し、アンコールの会を開いてくれた。
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コマ回しをがんばっている子の応援にもチアリーダーたちはやって来る。S君が5回目に挑戦したが、残念ながら失敗。成功したときの回りの子たちの反応はときもステキだが、失敗したときの表情も私は好きだ。申し訳ないけど。

posted by Kaede at 17:39 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月02日

科学がいっぱい

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運動会で年長が工夫を重ねて競うクラス対抗種目は、かえで幼稚園を全国的にも国際的にも有名にしたが(ユネスコのYouTubeはhttps://www.youtube.com/watch?v=xvRywZr0V4A&feature)、今年は課題をはじめから職員が決めるのではなく、まずは子どもたちからアイデアを募ることにした。2クラスの子たちからはどんどん名案が出てきた。そんな子どもたちが目を輝かせて見つめる先は…?
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担任が意見をまとめるホワイトボード。分かりにくい子どもの言葉や表現も、何とかくみ取ろうと四苦八苦するが、科学的な思考を深める時、「見える化」は非常に重要な援助となる。
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毎週木曜日は園の絵本を借りて帰れる日だが、今日から年少組でも始まった。K君が選んだのは、かえで幼稚園から生まれた絵本『どろだんご』。あれ?、それは入園のお祝いにあげたはずだから家にもあるでしょ。他のにしたら?なんて言ってはいけない。家の本と同じ本が幼稚園にあるというのは、子どもにとっては大きな発見。それが本当かどうかを確かめるために借りて帰るのは、とっても科学的な態度なのである。
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コマの5回連続回しに成功したK君。2回できたら「あと3回」、3回できたら「あと2回!」。子どもたちは無意識のうちに引き算をしている。しかも心を躍らせながら。数字カードなどを使うよりも、よっっっっっっぽど身につく学習である。もちろん子どもたちは学習なんて露ほども思っていない。知らないうちに学んでいる。それが幼児教育。
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posted by Kaede at 15:30 | 園長のきまぐれ保育日誌
2021年09月01日

新たな1行

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満3歳児「みつば組」が今日からスタート。黄緑帽子の子15人が元気に登園してきた。新園舎にエスコートする年長児たちが本当に大きく見える。幼稚園の沿革に新たな1行が加わった。
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昨日の職員作業で外枠までできた新しい砂場に砂を入れる作業を始めたところ、今日入ったばかりのみつば組の子たちが意外とがんばってくれた。次いで年少児。年長児はやるときはパワフルだが、案外短時間でよそに行ってしまう。
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木の香りがする真新しい杉板の上での降園前の集まり。初日なのに「集合率」も高く、担任が読む絵本にも落ち着いて集中していた。当分の間はお弁当なしで帰る。
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年長のコマ回しで、5回目に挑戦しようとしているS君と、ひもの巻き方にぬかりはないか見守るK君。見事成功しました。

posted by Kaede at 16:49 | 園長のきまぐれ保育日誌
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